http://www.football-italia.net/34464/seedorf-and-maldini-milan
コリエレ・デッロ・スポルトが報じたところによると、ACミランは、新監督としてクラレンス・セードルフを起用するだけでなく、パオロ・マルディーニをクラブに復帰させるようだ。
オランダ人のセードルフは、現在ブラジルのボタフォゴでプレーしているが、マッシミリアーノ・アッレグリの後任として3年契約を提示されていると考えられている。
セードルフは、イタリア国内のみならずヨーロッパでもビッグクラブであるミランで10年を過ごした昨年の夏、クラブを離れたばかりだ。
しかし、復帰するレジェンドは彼だけではない。マルディーニもまた、クラブの新たな体制に参加することになりそうだ。
44歳のマルディーニは、ミランで20シーズン以上を過ごし、2009年、その輝かしいキャリアに終止符を打った。
引退以降、サッカーから遠ざかっていたが、イタリア代表として126試合を経験しているマルディーニは、サン・シーロに復帰する機会を得ることになる。
コリエレ・デッロ・スポルトによると、マルディーニは移籍部門を担当するとともに、難しい性格のセードルフとの調整役も担当することになりそうだ。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、今日の午前中にも、マッシミリアーノ・アッレグリ現監督と会談し、将来について話し合うことになっている。
アッレグリが退任を提示されるのは明らかで、それによって、アッレグリのローマへの加入が実現することになる。彼がアシスタントコーチのマウロ・タソッティをローマに連れて行くであろうことは明らかだ。
どうやら、セードルフがミランの新監督に就任するという流れはもはや止めようがないところまで来ているようです。ここではコリエレ・デッロ・スポルトの話ですが、ガゼッタ・デッロ・スポルトでもトップ記事で思いっきり出てますし。監督経験全くないのに…。というか、ライセンス持ってないと思うんだけど、大丈夫なのかな? ありとあらゆる点で不安しかないんですが、ファンとしては見守るしかないかなあ……。
アッレグリ監督のローマ行きも実現しそうです。タソッティも連れて行くつもりなんですね。アッレグリは元々ミランの人じゃないけど、タソッティはラツィオで1シーズンを過ごしてミランに移籍してきた1980年以降、コーチとしてのキャリアも含め、ずっとミランの人で、特別な感慨もあると思うんですが、こんな形で出て行くことになるとは…。