http://www.milannews.it/calciomercato-milan/sky-honda-vuole-subito-il-milan-ma-il-cska-resiste-servono-5-milioni-118248
本田圭佑がミランへ、という話はまだ続いている。今日、日本人選手の本田は監督と対話を行い、その後、CSKAモスクワの会長と夕食をともにして、移籍をすぐに実現させる後押しをしている。CSKAは500万ユーロを要求しており、ヴァグネル・ラヴを中国のクラブに放出したこともあって、譲らない姿勢をみせている。本田がCSKAモスクワの会長と夕食をともにする一方で、ACミランのアドリアーノ・ガッリアーニは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督、カターニャのコセンティーノ(Cosentino)副会長と夕食をともにしていたが、その場には、Doyen Sportsの会長も同席していた。Doyen Sportsは、数週間前まで、ラツィオに移籍したフェリペ・アンデルソンの保有権の一部を持っていた。ミランのCEOであるガッリアーニは、本田についての言及を避けたが、明日、ロシアで、ミランの代理人とCSKAモスクワとの間で新たに会談が行われるとみられる。
ガゼッタ・デッロ・スポルトでも、夏の移籍に向けての最後の切り札として、本田圭佑自身が動く、というような内容の記事があったんですが、実際に会長への直談判を行った模様。正直、CSKAのモスクワは、それで揺らぐようなチームではないと思うんですが。ヴァグネル・ラヴも移籍しちゃったし、夏の移籍については難しくなったな、という印象が強いです。ただ、移籍実現のための行動については続けていって欲しいですし、やれるだけのことはやって欲しいです。それでダメなら、後は契約切れまで待つだけですね。
記事中に出てくるDoyen Sportsというのは、ブラジルに拠点を置く、投資グループのスポーツ部門のようです。投資グループなだけに、選手をいかに高く売るかに非常に強い意識を置いており、選手の獲得に動くクラブ側からすると、厄介な存在のようです。フェリペ・アンデルソンの移籍の際にも、ラツィオのスポーツ・ディレクターであるイグリ・ターレがDoyen Sportsの引き伸ばし戦術に対して批判をしていました。