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CSKAモスクワは、本田圭佑へのオファーについて、ACミランを批判した。『我々はもっと良いオファーを受けているし、彼らに我々を負け犬のように扱う資格はない。』
日本代表の本田の契約は12月31日までとなっており、1月にはフリーエージェントでミランに加入することが可能になる。
ミランは彼とすぐに契約することを強く希望しているが、CSKAモスクワは、200万ユーロでのオファーに対して難色を示している。
CSKAモスクワのエフゲニ・ギネル会長はこのように語っている。
「我々は、本田について、ミランからのオファーよりも良いオファーを受けている。より興味深く、また経済的な面でも実現可能なものであるのは間違いない。」
本田がセンセーショナルなフリーキックを決め、2-1で勝利したロコモティフ・モスクワ戦後、ギネル会長はこう語っている。
「問題は、CSKAに支払われる金額と選手の年俸の双方に関するものだ。ミランは重要なクラブで、アドリアーノ・ガッリアーニは素晴らしいディレクターだ。」
「しかし、イタリアにいる彼らは、我々を負け犬のように扱う資格がないことも、新聞によって我々をコントロールすることなどできないことも理解しなければならない。」
「本田はモチベーションを失ってなどいない。彼はCSKAの選手で、CSKAとの契約が残っている。」
昨日に続き、CSKAモスクワのギネル会長の言葉。昨日も思いましたが、正論ではあります。CSKAとしては残り少ないとはいえ、契約がありますし、それを最大限に活かしたいという思いがあるのは当然なので。こういうことを続けていると、選手がCSKAへの移籍を躊躇するようになるかもしれない、というのはありますが、それでも選手を獲得出来るだけの資金力があるから、そこはあまり問題にならないのかな。ゼニトにしてもCSKAにしても、こういうことがよく起こるから、選手としてはそういうクラブへの移籍に対して慎重になりそうだけど、それなりの選手を獲得してきますもんね。
ミラン側の事情としては、ロビーニョがケガをしてしまいました。現状では2週間ほどの離脱ということになっていますが、実際のケガの程度は2週間後に予定されている検査後にしか分かりません。それが何らかの影響を及ぼすのかどうか、見極めるのにはさらに時間がかかりそうです。