http://www.football-italia.net/42995/abbiati-extend-or-quit
クリスティアン・アッビアーティは、ACミランと契約を更改しないのであれば、今シーズン終了後に引退するだろうと語っている。
36歳のアッビアーティは、今年の夏に1年の契約延長に合意したが、さらに1年の契約延長をオファーされるかどうかについては明らかになっていない。
GKのアッビアーティはこのように述べている。
「37歳の誕生日も近づいてるから、ケガをしやすくなるのは明らかだ。」
「それでも、クラブの意思には何だって従う。永遠に僕がファーストチョイスでなければならないなんて法律はないんだ。」
「しかし、ミランが辞めろというなら、僕は辞めると言うだろう。契約を延長しないのであれば、おそらく現役を引退するだろう。」
アッビアーティは、続けて、自らの代役となりうる選手についての質問を受けた。現在彼の控えGKを務めているガブリエルもしくはジェノアの若手GK、マッティア・ペリンのいずれかだ。
元イタリア代表のアッビアーティはこのように付け加えた。
「ガブリエルにはまだ成長が必要だ。彼はミスもあるが、それは活躍したいという気持ちのあらわれだ。」
「ミランのゴールキーパーになるのは大変なことだが、例えば、僕の場合、ブーイングは耳に入らない。実際、それが僕に力を与えてくれる。」
「ペリン? 彼は良いプレーをしているが、まだ若いし、ミランには独特のプレッシャーがある。」
アッビアーティは1998年にミランとの契約をかわした。彼はユヴェントス、トリノ、アトレティコ・マドリーでもプレーしたが、2008年、ミランに復帰した。
今シーズンのプレーを観ていると、もう1シーズンくらいやれそうだとは思いますが、GKもいつかは世代交代をしなければなりません。ただ、現時点でガブリエル一人に任せるのが不安なのも事実。GKコーチも兼任くらいの感じで、もう一年選手契約をしてもいいんじゃないかな、と思います。昨シーズンも似たようなことを言っていた気がしますが。
もしアッビアーティがミランと契約延長しなければ、おそらく獲得に名乗りを上げるクラブはあるでしょう。年俸の問題はあるけど、昇格クラブなどにとっては、貴重な経験をもつベテランですし。そういうところとの契約を防ぐためにも、上述のような形態での契約はありかなと思います。