http://www.football-italia.net/49597/%E2%80%98race-against-time%E2%80%99-emery
今朝、イタリアメディアは、ACミランがウナイ・エメリを新監督に就任させるには時間との戦いに直面することになると報じた。
スペイン人のエメリは、セビージャを今シーズンのUEFAヨーロッパリーグ優勝に導き、リーガでも5位でシーズンを終えた。
今シーズンの彼の功績は、ミランの注目を引くこととなり、ここ数日、彼がクラレンス・セードルフの公認候補筆頭となっている。セードルフは、まだ監督の地位にとどまっているが、解任が予想されている。
しかしながら、ガゼッタ・デッロ・スポルトが報じたところによると、セビージャからターゲットとなっているエメリを引き抜こうと考えるのであれば、ミランは火曜までに正式なオファーを出さねばならないという。
エメリはすでにセビージャから契約延長に関する正式なオファーを受けていると報じられている。しかし、彼はミランからの正式なオファーを待っているようだ。
また、ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、バルバラ・ベルルスコーニ、アドリアーノ・ガッリアーニ両CEOと、監督についての詳細な議論を行うための会合を予定しているが、その会合は、デッドラインとされる火曜の4日後に当たる、翌週末まで行われないとも報じられている。
ミランはセビージャとベンフィカとのヨーロッパリーグ決勝前にもエメリとの接触をはかっていたが、42歳のエメリは、間近に迫った試合に集中したかったようだ。
この噂と予想は先週末から強くなってきており、エメリもサン・シーロへの移籍に関心を持っていると言われているが、時間の問題が解決するかどうかはまだ不透明だ。
ここに来て急浮上してきたウナイ・エメリという名前。昨年1月のセビージャ監督就任以来、好成績を残しており、ヨーロッパリーグ優勝で一層注目を集めることに。ミランとしては、チーム再建のために、全く新しい血を入れたいということなんでしょうか。42歳と若いですが、トップレベルでの経験も十分にあり、期待感もあります。ただ、インザーギの気持ちを考えると、ちょっとどうかと…。やる気になっていると思うし、年齢的にも近いので、彼にとっては心中穏やかじゃないでしょう。今年1月のサッスオーロからのオファーをクラブが断った件もありましたし、クラブとピッポの関係が悪化するのは避けて欲しいと思います。