http://www.football-italia.net/49727/inzaghi-unveiled-within-two-days
今後48時間以内に、ACミランがピッポ・インザーギの新監督就任を正式に発表すると報じられている。
40歳のインザーギが数々の前任者や、元チームメイトであるクラレンス・セードルフのあとを継ぎ、サン・シーロで指揮を執るであろうことは、すでに広く報じられており、また実現するとみられている。
しかしながら、オランダ人のセードルフは、退団が確実な情勢でありながら、まだ7度のヨーロッパチャンピオン経験を持つミランの監督の地位にとどまっている。
1月にマッシミリアーノ・アッレグリの後任となった、セードルフのミラン監督としての契約はまだ2年残っており、ANSAは、ミランが今後の2日間をセードルフ退団に関する詳細な点についての調整に用いると報じている。
契約解除に関する当事者間の話し合いは進んでいると言われているが、合意に達しない場合には、セードルフは正式に解任されることになりそうだ。
インザーギのミラン監督就任はすでに既定路線。あとは、いつ発表されるのか、セードルフとの契約をどのように処理するのか、という点のみに問題は絞られてきました
監督として、セードルフがさほど良い印象を残せなかったのは事実だけど、そんなことは全く監督経験のない彼を監督に就任させた時点で分かりきっていたはず。こういう契約を結んでいるということは、セードルフも2年半やる気で受けたのでしょうから、その契約を解除するにはそれなりの理由とお金が必要なのは当然です。クラブとしては、それを少しでも減らそうとしているんでしょうけど…。こんな形でクラブのレジェンドとの関係が壊れていくのはすごく悲しいです。
ちなみにセードルフは、BBCでワールドカップの解説者を務めることが決まっているので、この問題がこじれることを望んでいないという報道もあります。今後監督業を続けていくためにも、落とし所をみつけて、円満な契約解除という方向に持っていきたいと考えている、と。本当かどうかは分かりませんが。
一方のレジェンド、インザーギについては、下のカテゴリーではありますが、監督としての実績も積んできているので、楽しみにしています。ただ、前の記事にも書いたんですが、現状が現状ですし、ある程度は長いスパンでみて応援を続けたいと思います。本当なら、もう1シーズン、プリマヴェーラで経験を積むはずだったわけですし、絶対に使い捨てみたいなことになって欲しくはないので。