http://www.football-italia.net/50152/silvio-pippo-balo-and-seedorf
シルヴィオ・ベルルスコーニは、ピッポ・インザーギについて、ミランが望んでいる全ての要件に合致すると語り、賞賛した。
かつてACミランでプレーしていたインザーギは、ここ数週間、7度のヨーロッパチャンピオン経験を持つミランの指揮を執ることがほぼ確実となっているが、まだクラレンス・セードルフに代わり正式に監督に就任するには至っていない。
シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、今日、ミランの新たな本部であるCasa Milanを訪れ、ミュージアムを回ることで、ミランがかつての栄光に返り咲くのだという新たなモチベーションを得たと語った。
ベルルスコーニは、記者に対してこのように語っている。
「素晴らしい訪問だったよ。特にミュージアムでは、ミランの歴史的な勝利の数々を再体験することができる。」
「ミランがイタリアとヨーロッパのベストに返り咲くのは、ここからだ。」
「インザーギについて? 彼のことは、非常に決断力があり、勝利に飢えていて、我々がミランはこうあるべきだと考えている全ての点に合致していると思っている。我々は、勝利を手にし、ファンを楽しませるようなチームを望んでいる。」
「移籍市場については、異なる意見もある。我々は、来季、新たなサイクルを開始させることのできるチームをピッチに送り出し、週に1度しかプレーしないという事実を活用したいと考えている。」
イタリアの元首相でもあるベルルスコーニはまた、マリオ・バロテッリが来シーズンの開幕時にもミランの選手であることを信じていると発現するとともに、セードルフに関する現状についてもコメントしている。
「バロテッリについて? 彼はミランに残ると思っている。彼がセンターフォワードとはどうあるべきかを学べればいいと思っているよ。」
「セードルフについて? 何とかして解決策を見出すつもりだ。彼に失望しているかって? 未来について話をしよう。過去は過去だ。」
ベルルスコーニ、色々と語る。インザーギの監督就任はほぼ間違いないんでしょうが、それにしても決まりませんね。セードルフとの交渉がかなり難航しているのでしょう。セードルフはワールドカップで解説者をするだろうから、このままいくと、下手すりゃワールドカップ後になるかもなあ…。できるだけ早く決めて色々と態勢を整えたいところなんですけども。