両チームの先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこんな感じ。

試合結果、試合内容は、続きを読む、で。
イングランド代表(4-2-3-1):
ハート;ジョンソン、ケーヒル、ジャギエルカ、ベインズ;ジェラード、ヘンダーソン(73' ウィルシャー);ウェルベック(61' バークレー)、スターリング、ルーニー;スタリッジ(80' ララナ)
イタリア代表(4-1-4-1):
シリグ;ダルミアン、バルザーリ、パレッタ、キエッリーニ;デ・ロッシ;カンドレーヴァ(79' パローロ)、ヴェラッティ(57' チアゴ・モッタ)、ピルロ、マルキジオ;バロテッリ(73' イモービレ)
結果:イングランド代表 1 - 2 イタリア代表
得点者:
イングランド代表:37' スタリッジ
イタリア代表:35' マルキジオ 50' バロテッリ
イタリア代表は、前日練習でケガを負ったブッフォンの欠場が決定。とりあえず、このイングランド戦は欠場ということだけど、FIFAのサイトに掲載されていたブッフォンのメッセージをみると、どうも次節以降も欠場の可能性が…。メッセージはこんな内容。「人生は素晴らしい…。1試合欠場することになっても、またワールドカップに出場できないとしても、そのことに関する僕の意見は変わらないよ!」また、こんなメッセージも。「ピッチに立つことはできなくても、重要な役割を果たすことのできる方法は他にもある。」これを読むかぎり、意外と重傷だったのかなって気がします。シリグに頑張ってもらいましょう。イングランドはララナではなく、スターリングが先発に入っています。ララナも観たかった。出番あるかなあ。
4分、ドリブルでイタリア陣内をスルスルと上がっていったスターリングがそのままミドル、鋭いボールが右のサイドネットに。入ったかと思った…。
5分、前からプレスをかけるイングランドに対してクリアしきれないイタリア、こぼれ球を今度はヘンダーソンが豪快なミドル、シリグが弾き出す。前からくるなあ、イングランド。
ダルミアンが右から上がる形は作れそうなイタリア。徐々にボールも動くようになってきました。
11分、パレッタがゴール前からつなごうとしたボールをウェルベックがカット、そのままミドル、枠の左に外れたものの危ない形。
13分、スタリッジが右サイドから一気にスピードでパレッタをかわしペナルティエリア内に侵入しょうとするが、バルザーリもカバーにきて事なきを得る。でも、パレッタにせよキエッリーニにせよ、スタリッジとは明らかなスピードのミスマッチがありそうでちょっとここは不安。
右サイドからカンドレーヴァがクロスを上げる場面が何度かあるんだけど、GKに向かって一直線。ディフェンスにもGKにもある程度怖さを感じさせるようなクロスを期待。
19分、カンドレーヴァがゴールまで25m以上ありそうな位置でターンからそのままシュート、ハートがファンブルするが特に問題はなし。
22分、イングランドがイタリアゴール前で左へのサイドチェンジ、ボールを受けたスターリングがヴェラッティをかわし、速くて低いクロス、ウェルベックが飛び込むも及ばず。
23分、バロテッリがペナルティエリア際でターンからシュート、枠の上へ外れる。このシュートが、イライラの兆候じゃないといいのですが。
24分、右サイドからウェルベックが抜けだして速いボールを中央へ、バルザーリが何とか触ってコーナーに逃れる。スタリッジも飛び込んでたし、危ないところでした。
28分、カンドレーヴァがミドルを狙うが枠をとらえることはできず。カンドレーヴァ、マルキジオが良い形でボールに触れていないと難しいんですよねえ、このシステム。
33分、デ・ロッシが右サイド奥のスペースへパス、ダルミアンが飛び出してダイレクトで折り返す、バロテッリがヘッドで狙うもヒットせず。
35分、イタリアの右コーナーキック、ショートコーナーからヴェラッティがグラウンダーでマイナスに中央へ、ピルロがスルーした後方でマルキジオが受けそのままミドル、ディフェンスの森を抜けてハートの手もかすめ、ゴールに突き刺さる。イタリア先制。
37分、イングランドのカウンター、スターリングのパスで左サイドに抜け出したルーニー、左足での絶妙の折り返しにファーポストでスタリッジが合わせてゴール。イングランド同点。やっぱりルーニーをフリーにしちゃいけない。当たり前のことだけど、それが難しい。
イングランドのスタッフがなぜかダウン。フィジオらしい。担架で運ばれる。セレブレーションに巻き込まれた模様。どうやら、足を骨折したっぽいです。
ルーニーがかなり左サイドの守備に奔走しているイングランド。そのことに象徴されるように、イタリアの右サイド、ダルミアンとカンドレーヴァのコンビは深い位置でプレーすることができているんですが、クロスの精度が欠けており決定機にはつながっていません。惜しい。
45+2分、スルーパスに抜け出したバロテッリがペナルティエリア内左でキープ、ハートの位置をよくみて、ループでゴールを狙うが、ジャギエルカがゴールに入ってヘッドでクリア、コーナーキックに。いや~、惜しかった。さらに、そのコーナーキックから、左でボールを受けたカンドレーヴァが放ったシュートは左ポスト直撃。これまた惜しい。
前半終了。1-1の同点。なかなか見応えのある試合に。後半も楽しみ。
後半開始。両チーム交代なし。
たまたまそうなっているだけかもしれないけど、ルーニーが中央に移動し、スターリングが左に回ったようにみえる。スターリングでイタリアの右サイドにフタをしたいのかな。
49分、スタリッジがドリブルから左足でミドル、シリグが弾いたボールをルーニーが拾い、ゴール前に送ろうとするが、キエッリーニがブロックに入り、コーナーキックに。
50分、右サイドでカンドレーヴァがボールを受け、切り返して左足でクロス、バロテッリがファーポストに逃げながらヘッドで叩きつけてゴール、イタリア勝ち越し。バロテッリは久しぶりの代表でのゴール。これをきっかけに爆発してくれるといいなあ。
51分、スタリッジがドリブル突破でイタリアゴールに迫る、あと一人かわせばGKと1対1というところで、何とかイタリアディフェンスが食い止める。怖い。
54分、ルーニーがミドル、枠の左に外れるが、やっぱりこの人は恐ろしい。
57分、イタリアの交代、ヴェラッティに代えてチアゴ・モッタ。安定感が欲しいということか。
60分、イタリアの素速いパス交換から右サイドにカンドレーヴァが抜けだして速いクロス、バロテッリが飛び込むも及ばず、ハートがキャッチ。
61分、イングランドの交代、ウェルベックに代えてバークレー。
62分、イタリアゴール前からのクリアボールをつないだイングランド、ペナルティエリア内のルーニーへパス、ギリギリオンサイドで右足から豪快にシュートを放ったものの枠の左へわずかに外れる。危ない…。
73分、イタリアの交代、バロテッリに代えてイモービレ。
同じく73分、イングランドの交代、ヘンダーソンに代えてウィルシャー。
77分、ゴール前やや右寄りの位置からのフリーキック、ベインズが蹴ったボールは壁を越え、右隅に向かうがシリグがセーブ、コーナーキックに。
79分、イタリアの交代、カンドレーヴァに代えてパローロ。
80分、イングランドの交代、スタリッジに代えてララナ。出てきました、ララナ。ララナがワントップってことは無いので、ルーニーがセンターフォワードの位置に入ることになりそう。もしくはスターリングか。
暑さのためか、足がつっている選手が多発。スターリングもキレがなくなってきたのか、蹴ったボールがちょっと外に逃げるようになってしまっています。
87分、左サイドから中央にドリブルしてきたララナとスイッチするような形でボールを受けたルーニーがそのまま左足でミドル、しかし枠の上へ。今日のルーニーはシュートがなかなか枠にいきませんね。
ロスタイムは5分。そんなにロスタイムとるようなこと、何かあったっけ?
イタリアの悪い癖でやや受けに回ってしまっているのが心配です。
90+4分、ピルロのロングレンジからのフリーキック、無回転系でハートの逆をついたシュートはクロスバー直撃。
最後はイモービレがボールをキープしたところで試合終了。2-1でイタリアが勝利。イングランドに勝ったのは大きい。
選手評の載っているガゼッタ・デッロ・スポルトを入手したら、記事にする予定です。
テーマ:FIFAワールドカップ - ジャンル:スポーツ