ガゼッタによるこの試合の評点。

何人かの選手評の訳など、内容は、続きを読む、で。
両チームの評点。
【イングランド代表】
ホジソン監督:5
ハート:5
ジョンソン:5
ケーヒル:5
ジャギエルカ:6
ベインズ:5
ヘンダーソン:5
ジェラード:5
ウェルベック:5
スターリング:6.5 Best of the Team
ルーニー:5
スタリッジ:6
バークリー:6
ウィルシャー:5.5
ララナ:5
【イタリア代表】
プランデッリ監督:7.5
シリグ:7.5
ダルミアン:7
パレッタ:4.5
バルザーリ:6.5
キエッリーニ:5.5
デ・ロッシ:6,5
カンドレーヴァ:7
ヴェラッティ:6
ピルロ:7.5
マルキジオ:7
バロテッリ:7.5 Best of the Team
チアゴ・モッタ:
イモービレ:評点なし
パローロ:評点なし
一部の選手評の訳。
【イングランド代表】
スターリング:6.5 Best of the Team
驚くような動きをみせ、彼に賭けたホジソンに相応の理由を与える。彼のスピードはいくどもイタリアディフェンスに問題を引き起こした。1時間は危険な存在で、その後は暑さを感じさせ落ち着いてしまったが、リヴァプールのサイドアタッカーは、その興味深い才能を何度もみせた。
ルーニー:5
ワールドカップでの初ゴールはますますその呪いが強くなってきている。スタリッジの同点弾をアシストしたが、数回シュートを外し、コーナーキックさえも…。このパフォーマンスでは、イングランドの敗戦もやむなし。
【イタリア代表】
バロテッリ:7.5 Best of the Team
ついにバロテッリが決めた。ジャギエルカがゴールの中でバロテッリのシュートを止めた時には、彼個人への呪いがますます強くなったのかと思った。2-1と先行するゴールをカンドレーヴァが導いたのは、幸運だと思う。ヨーロッパ選手権の時と同じく、頭によるゴール。良い兆候なのだろうか。バロが戻ってきたが、それが続くことを期待している。
シリグ:7.5
プレーするかプレーしないか? その午後の大きな問題だった。結局シリグがプレーすることになった。すぐにヘンダーソンのシュートに襲われることとなり、ブッフォンの控えである彼は試練の時を迎える。その後も何度かシュートを食い止める。ベインズのフリーキックに対しても好セーブ。ブッフォンの回復はゆっくりでも良さそうだ。
ピルロ:7.5
立ち上がりは不正確で、キックが大きくなってしまっていた。サウナのような状況から、フェイントでマルキジオの先制ゴールを導く。ピルロは相手を陥れるプレーをみせ、ベールで隠す。英国人を相手にするに当たり、楽しみながら、トリックをみせる。マジシャンのようだ。試合終盤に向けて、フリーキックでクロスバー直撃の場面も。
バロテッリがベスト。イタリアに対して全体的に高評価となっています。ピルロがヴェラッティとの格の違いをみせつけた感があります。ブッフォンの不在も、今のところ、あまり大きな問題にはならなそうだし、イタリアとしては、本当に良いスタートを切ることができたと思います。
イタリアでは、パレッタのみ極端な低評価。『パレッタはラノッキアよりも上なのだろうか?』という言葉で締めくくられています。次はボヌッチ先発かなあ。というか、デ・シーリョが復帰すれば、バルザーリとキエッリーニで問題のないセンターラインが完成するので、デ・シーリョ待ちという状況ではあります。
イングランドは、若手の台頭という点では、期待以上でしたが、ルーニー、ジェラードといったベテラン陣のプレーがやや精彩を欠いていました。ルーニーにはチャンスがそれなりにあったけど、シュートが枠にいきませんでしたし、ジェラードは目立つ場面すらあまりなし。次の試合では、この辺にメスを入れることになるのか、それとも、ベテラン陣を起用し続けるのか、そこに注目。
なお、イングランド代表のフィジオがゴール後のセレブレーションで負ったケガについて、試合のレビュー記事では『骨折』と書いてしまっていましたが、『脱臼』だったようです。派手に関節がズレていたので、骨折にみえたんですね。
テーマ:FIFAワールドカップ - ジャンル:スポーツ