http://www.football-italia.net/51899/galliani-gives-milan-updates
アドリアーノ・ガッリアーニは、シメ・ヴルサリコ、アレッシオ・チェルチ、エムバイェ・ニアン、ロビーニョ、クリスティアン・ザッカルドに関する報道について、最新情報を伝えた。
ACミランのガッリアーニ共同CEOは、ミラノ市内にあるレストラン、Gianninoの外で、SportMediasetに対して、いくつかの移籍に関する話の概要を語った。
「ヴルサリコがジェノアから移籍してくることはないだろう。ザッカルドにはいくつかのオファーが来ているが、今のところ、彼の条件を満たすオファーはない。」
「ニアンは残留する。ピッポ・インザーギは、彼について、複数の異なる戦術的なポジションを果たすことができると考えているからね。」
「今回のワールドカップから選手を獲得する可能性があるとすれば、コロンビアのジャクソン・マルティネスだ。チェルチについて? 分からないなあ…。」
今日、トリノのウルバーノ・カイロ会長が、トリノは来シーズン、ヨーロッパの大会に出場するが、ミランはそうではないと指摘し、チェルチのミランへの移籍について推し進めることはないと警告していた。
ガッリアーニはまた、ロビーニョが、リッキー・カカの後を追い、MLSのオーランドシティ加入を熱望していることを認めた。
「彼の心の中では、ある街にすでに決まっていて、我々は彼にハッピーになってもらうために努力しているところだ。」
一方、アディル・ラミが50万ユーロをかぶることにより、ヴァレンシアがミランのオファーを受け入れ、明日にも移籍が正式に発表されると報じられている。
ガッリアーニ、諸々について語る。ヴルサリコ、チェルチに関しては、ほぼ移籍の可能性が無くなった感じ。
記事中にもありますが、チェルチに関しては、トリノがUEFAヨーロッパリーグの予備戦出場権を得たことが大きな要因かと。パルマがレンタルに出している選手の税金の支払いを怠っていたために、FIGC(イタリアサッカー連盟)がUEFAライセンスを取り消したのがその理由。さらにイタリアオリンピック委員会のスポーツ高等裁判所もパルマの訴えを棄却。パルマのヨーロッパへの夢はほぼ潰えました。その額は30万ユーロ。パルマとしては、意図的に支払いをしなかったわけではなく、FIGCに指摘された後には、その指示に従っていたようで、ギラルディ会長は完全にクラブオーナーとしてのモチベーションを失ったため、「クラブを売りに出す」とまで発言しています。トリノもこんな形でヨーロッパリーグ出場権を獲得してもねえ…。イモービレも売っちゃったしなあ。
あとは、ロビーニョとザッカルドの移籍先が上手く決まってくれるといいなあ、と思います。特にザッカルドについては、個人的に結構好きな選手なので、彼にとってもっと良い環境の場所が見つかるといいなあ、と。