http://www.football-italia.net/51960/official-rami-signs-milan
アディル・ラミをめぐる物語は終わった。彼がヴァレンシアからACミランへの移籍を正式に完了させたからだ。
24時間前、この移籍は完全に破談となったとみられていたが、夜通し交渉が続けられ、ヴァレンシアは、425万ユーロ(約5億8600万円)を3分割で受け取ることを受け入れた。
今朝、ミランは、ラミが2017年6月30日までの契約に合意し、完全移籍でミランの選手となったことを認める声明を発表した。
アドリアーノ・ガッリアーニは、ミランが375万ユーロ(約5億1700万円)しか準備できなかったため、フランス人ディフェンダーであるラミが、今回の移籍を成立させようと、50万ユーロ(約6900万円)の年俸カットを受け入れたことを認めている。
ラミは、1月にサン・シーロに移籍し、元々の買取額は700万ユーロだった。
ラミはまた、ツイッター上で、ヴァレンシアのアマデオ・サルバ会長を批判したことでも移籍を後押しした。
ラミのミラン移籍がついに決定。良かった良かった。ここまでしてミランを選んでくれたラミには感謝しかありません。それにしても、クラブとして妥協できないラインがあるのは分かるけど、50万ユーロを選手の年俸カットに頼らねばならないって、大丈夫なのか、ミランは…。
ラミのツイッターの内容はこんな感じ。
「現時点では、僕はヴァレンシアに戻って練習をせねばならない。」
「今起こっていることは異常だ。サッカー史上初のことだ。ブラボー、アマデオ・サルバ。」
また、こんな内容のヴァレンシアファンのツイートをリツイートしています。
「サルバがクラブにとって悪だということを証明してくれてありがとう。」
ラミには、迷惑をかけますが、これから先はフィールドに集中して欲しいと思います。きっと、ラミは代理人と揉めただろうなあ…。来シーズンに向けてインセンティブくらいはつけているでしょうから、チャンピオンズリーグ出場権獲得で少しでも年俸を増やしてもらいましょう。