http://www.football-italia.net/52341/qpr-want-taarabt-stay
クイーンズ・パーク・レンジャーズのトニー・フェルナンデス会長は、「アデル・ターラブトに残って欲しい」と語ったが、ACミラン、インテル、ナポリが彼の獲得に興味を持っている。
モロッコ代表のターラブトは、昨シーズンの後半6ヶ月をサン・シーロで過ごし、セリエA14試合に出場して4ゴールという活躍をみせた。
フェルナンデス会長は、記者団に対してこのように語っている。
「彼には残って欲しいと思っている。彼はQPRで素晴らしい歴史を作ってきたからね。しかし、プレミアリーグでそれをやったことはないから、彼にはそれを実現して欲しい。これまでも輝いてきた選手だから。」
「彼は私が今までにみてきた中で最も優れた選手のひとりだ。彼には素晴らしいサッカー脳があり、彼もそのことを知っている。しかし、彼がそうしたいかどうかは彼次第だ。」
「プロとしての観点で言えば、彼が残留してくれれば、素晴らしいことだと思っている。」
ミランはターラブトに関して事前に決められていた買取額を支払う意思はないものの、彼に対する関心に変わりはなく、ナポリ、インテルもまた彼の獲得に関心を持っているようだ。
トニー・フェルナンデス会長は、何しろエア・アジアのトップですので、QPRは金には困っていません。よって、ターラブト自身がQPR残留を望むなら、正直ミランとしては手の出しようがありません。今のところ、ターラブトの気持ちは分かりませんが、個人的にはラミに比べると優先順位が低いと思っているので、無理をしてまで獲得する必要はないかなという感じ。また、ミランは、マンチェスター・ユナイテッドのナニ獲得に向けて動き出しているとの話もあり、どうせ予算を使うのなら、そっちに…と考えるかもしれません。個人的には、ナニもあまり必要だとは思いませんけども…。エル・シャーラウィ、メネズ、ニアンを上手く使えれば、ヨーロッパの大会が無い来シーズンは十分に乗り切れると思うんですよねえ。また、予算もないまま絶対に必要とまでは言えない選手を獲得して余剰戦力があふれるのはみたくありません。