先発メンバー、フォーメーション&マッチアップの図は無し。
試合結果、試合内容は、続きを読む、で。
マンチェスター・シティ:
カバジェロ;クリシー、ボヤタ、ナスタシッチ、コラロフ;ナバス、フェルナンド、ズクリニ、シンクレア;ヨヴェティッチ、イヘアナチョ
ACミラン:
アガッツィ;デ・シーリョ、アレックス、ラミ、コンスタン;ポーリ、クリスタンテ、ムンタリ;本田圭佑;ニアン、エル・シャーラウィ
※交代については不明な部分もあったので、今回は無し。
結果:マンチェスター・シティ 5 - 1 ACミラン
得点者:
マンチェスター・シティ:12'&58' ヨヴェティッチ 13' シンクレア 23' ナバス 26' イヘアナチョ
ACミラン:42' ムンタリ
2分、ミランのカウンター、センターサークル内でボールを受けた本田からのパスでエル・シャーラウィが抜け出すがディフェンスに追いつかれシュートまではいけず、コーナーキックに。
今日のピッポはオリンピアコス戦の時と違い、スーツっぽい感じの装い。やっぱりピッポはこっちの方が絵になる。
12分、右サイドへの大きな展開、ナバスが受けてシンプルにペナルティエリア内右のスペースへ、そこに走りこんだヨヴェティッチがダイレクトで右足のシュート、これが右ポストギリギリに決まりマンチェスター・シティ先制。
13分、またしても右サイドをワンツーで軽く破られ、クリシーがクロス、シンクレアが難しいトラップからシュート、これがゴール左に決まってシティ追加点。ワンツーで抜かれたところにはミランの選手が複数いたにもかかわらず、全員がパスの出し手にも受け手にもしっかりしたプレスをかけきれない、絶妙にダメなポジショニング。緩かったなあ…。
16分、右サイドからデ・シーリョがアーリー気味にグラウンダーで入れる、中央にはエル・シャーラウィがいたものの、予想していなかったボールだったのか、反応できず。
正直、今日のシティのメンバーで、実際のシーズンが始まった時に先発に入るのは、2,3人だけって可能性もある。シーズン開幕までまだ時間があって、現時点でチームが完成しているわけがないとはいえ、そういう状態のシティにさっくり負けるのはさすがにどうだろう。
21分、シティがカウンターから決定機、左サイドからのクロスに中央でどフリーになっていたズクリニが合わせるが枠の右へ外れる。オフサイドの判定だったけど、リプレイでみるかぎり、オンサイド。
23分、シティの左コーナーキック、ミランがキープしようとするが奪い返され、右サイドからヨヴェティッチが逆サイドへクロスパス、このボールをナバスがダイレクトで右足のボレー、このシュートがミランの選手に当たりコースが変わってゴール左に吸い込まれる、シティ3点目。
26分、左サイドからのボールがゴール正面にいたイヘアナチョの足元にこぼれる、ディフェンスのわずかな隙間をみつけて左足で放ったシュートがアガッツィの手を弾きながらもゴールイン。シティ4点目。何だコレ。ゴールを決めたケレチ・イヘアナチョ[Kelechi Iheanacho]は、昨年のU-17ワールドカップで得点王になったナイジェリア人選手です。
31分、ロングボールでニアンがペナルティエリア内右に抜け出して右足でシュート、枠の左へ外れる。
32分、右サイドからのデ・シーリョのクロス、エル・シャーラウィが飛び込んでヘッドで合わせるがカバジェロがセーブ、コーナーキックに。
42分、ミランの左コーナーキック、ファーポストのアレックスがヘッドで折り返し、そのボールが左ポスト近くまで流れ、そこにいたムンタリが押し込んでミラン1点を返す。
前半終了。4-1でマンチェスター・シティがリード。
ミランの攻撃に関しては、初戦よりもチャンスは作れていた感じがします。特にデ・シーリョはやっぱり良いクロスを連発。ただ、中央に合わせる決定的な存在がいない。おそらく、逆サイドのウィングが飛び込んできて…っていう形を狙ってるんだとは思うけど。本田はぶっちゃけ目立たない。全体的にボールタッチが少なめで、期待通りとはいかない印象。もう少し観たいけど、後半も出番はあるかなあ…。
会場では、激しい雨が降っており、雷と強風の予報も出ているということで、様子をみているような状況。観客は一旦スタンドからコンコースに避難しているようです。どうやら、間もなく後半を開始する模様。また、バロテッリが後半の頭から出てきそう。
後半開始。ミランはバロテッリとエッシェンが入っているのを確認。その他ではアバーテが入ってるのかな? コンスタン、ニアン、エル・シャーラウィあたりがいないか。本田はまだ残っています。
54分、ミランが右サイドへの大きな展開、GKとディフェンスの間に入ったクロスを、ファーに飛び込んだニアンが折り返してバロテッリが押し込むがオフサイド。
58分、左サイドへの展開からコラロフが中央へ折り返し、このボールにヨヴェティッチが飛び込みディフェンスのタックルをかいくぐって抜け出す、GKをよくみて冷静に決めシティ5点目。後半になって攻撃が良くなっていただけにミランにとっては、何とも痛い失点。
62分、シティの交代、フェルナンド、イヘアナチョに代えてヒューズ、ハビ・ガルシア。
68分、ミランの交代、ラミ、デ・シーリョ、ムンタリに代えてアルベルタッツィ、メクセス、サポナーラ。
69分、シティの交代、ヨヴェティッチ、コラロフに代えて若そうな選手を入れる。もう名前が分からない…。
73分、ニアンがドリブルで次々と相手選手をかわし、そのままペナルティエリア内に侵入、GKと1対1からシュートを放つがブロックされる。
75分、ミランの左コーナーキック、ファーポストへのボールをメクセスがお得意のボレーで中央へ、カバジェロが右手一本のセーブ、こぼれ球をバロテッリが拾ってシュートを放つが枠のはるか上へ。
結局5-1のまま試合終了。マンチェスター・シティが勝利。この大会、ミランに残された試合は、リヴァプール戦のみとなりました。後半、良いところもあったと思うので、リヴァプール戦で、もう少しチームとしての方向性を示してくれたら、と思います。あと、守備については、もっと調整が必要っぽい。その点も次の試合に期待。
【追記】
今日のガゼッタ・デッロ・スポルトに評点は掲載されていないか、というコメントを頂いたので、ガゼッタを読んでみました。
結果、試合の記事はあったものの、評点は無し。記事に本田に関する記述が少しあったので、そこだけ訳しておきます。
本田は砂漠で水を求めているかのようにあてもなくさまよい、ストライカーのニアンは、イングランドのセンターバック陣の間にはさまれ、エル・シャーラウィは、いつもようにいくつかのアイデアを試みた唯一の選手だったが、安定感に欠けていた。
個人的には、この試合の本田がすごくダメだったとは思いませんが、存在感に欠けていたのは事実なので、とにかくプレーで評価を上げていくしかありません。開幕までチャンスはまだまだあると思うので、しっかりコンディションを作って良い結果を残して欲しいです。