http://www.football-italia.net/59206/zapata-criticises-inzaghi-rotation
クリスティアン・サパタは、自らの不安定な状態について、継続性を欠いているからだとし、ACミランのフィリッポ・インザーギ監督のローテーション制を批判している。
コロンビア代表ディフェンダーのサパタは、今シーズン、ミランで先発として6試合、ベンチからの途中出場で2試合に出場しており、チェゼーナ戦では退場処分を受けている。
28歳で元ウディネーゼのサパタは,フィリッポ・インザーギがミランをトップに戻すという役割を担っていると擁護する一方で、チームを安定させていないという点で監督を批判している。
サパタは、ガゼッタ・デッロ・スポルトとのインタビューでこのような批判を展開している。
「トップの状態に戻るためには、継続性が必要だが、今の僕にはそれが欠けている。」
「ある試合でプレーしても、次の試合でプレーするかどうかの確証が持てないような状況に対処するのは難しい。」
「28人を管理するのが難しいのは分かるけど、僕は信頼を勝ち得なければならない。」
「インザーギはよくやっているよ。僕たちと同様、彼にも改善していかなければならないことがたくさんあるのは明らかだけど、彼が僕たちをトップに導いてくれることだろう。」
「先発に定着した状態に戻ることができればいいと思っている。先発と控えを行ったり来たりでは、リズムを掴むのも難しいからね。」
「そろそろ勝ち始めなければならない。チャンピオンズリーグに出場するためには、勝つしかないからね。」
「僕たちはそれが困難だと思っている。なぜなら、選手とフォーメーションの変更が多いからだ。僕は、自分たちについて、4-3-3の時が最も相手チームにとって危険だと思っている。」
「ディフェンダーについてはほとんど同じだった試しがないし、選手を入れ替えると、適正なバランスを見出すのが難しい。」
「僕自身何度かヒドいプレーをしたのは分かっている。例えばパレルモ戦では、何もかもがうまくいかなかった。」
「証明してみせなければならないことがたくさんあるのは分かっているが、僕は自分の能力について疑ってはいない。」
サパタはまた、不発が続いているフェルナンド・トーレスを擁護し、マリオ・バロテッリとの比較で彼に好意的な評価をしている。
「フェルナンドは、守備面で役立っているし、一生懸命に動き、走っている。マリオはもう少し利己的だったね。」
「僕たちは彼抜きでもうまくやっている。」
サパタの言葉。ディフェンダーの立場としては、当然ありうる意見だと思います。ただ、ケガ人が多いというのも一因なので、ピッポだけを責めるのも違うかな、という気もします。こういう話をメディアを通じてするのは、あまり良いことではなく、できることなら直接監督と話し合えればいいと思うんですが、そう単純なことじゃないのかなあ。
サパタは、良い時はワールドクラスのディフェンダーだと思うんですが、ダメな時は本当にダメなので、監督としては難しいところがあるのかもしれません。それでも現状では、ミランのセンターバック陣の中で上位の先発候補だと思いますが。
なお、ガゼッタでは、今週末のウディネーゼ戦について、サパタout、ボネーラinで、ラミがセンターバックに回り、ボネーラが右サイドバックに入るという先発予想になっています。ボネーラの右サイドバックか…。ボネーラは嫌いじゃないけど、スピードがなあ…。