マインツ05の岡崎慎司が2ゴール1アシストの活躍をみせたことを受けて書かれた、ビルトの「Arigato, Okazaki-san!」という記事を目にしたので、ドイツ語は自信がないのですが、訳してみました。誤訳があれば、ご指摘ください。
http://www.bild.de/sport/fussball/mainz-05/arigato-okazaki-zan-33963052.bild.html
日本において、彼は以前からずっとスーパースターだ(73試合32ゴール)。土曜から、私たちは、日本人の考え方を理解できるようになった。自ら2ゴールを決め、1アシストをあげた。
ありがとう、岡崎さん!
この小さな日本人選手は、3-2で勝利したアウェーでのハンブルガーSV戦で、2ゴールを決め(今シーズンすでに3度目の1試合2ゴールだ!)、自らが考えていた以上の結果を残した。
「シーズン前、5ゴールをあげることができればいいと思っていたけど、その目標は達成したから、もっともっと点を取って行きたいよ!」
その爆発(シュトゥットガルトでは63試合10ゴールだったが、15試合ですでに8ゴールをあげている)の秘密について、岡崎自身はこう語っている。
「僕はクラシックなタイプのセンターフォワードで、監督のトゥヘルは僕をよく知ってくれている。これは重要だよ!」
シュトゥットガルトで、岡崎は主に左サイドでプレーしていた。トゥヘルは当初このポジションで彼を起用しようと考えていたことを認めている。
「私は、テストマッチなどで、前線での彼がいかに危険な存在であるかが分かった。彼はそのポジションで、自分への自信をつけることが必要で、それを手にすることができたのだろう。」
岡崎のファンであるトゥヘルは、こう続けている。
「彼のクオリティについて、我々はずっと確信していた。今の彼はコンディションが良く、自信を持っていて、なぜ我々が彼をぜひとも欲しいと考えていたのかを証明してくれているね!」
素晴らしいが、彼がブンデスリーガでの79試合目であげた2-1とするニコライ・ミュラーのゴールへのアシストは、彼にとって初めてのアシストだった! 岡崎はチームに奉仕する。慎司はこう述べている。
「ニコライに任せれば大丈夫だと確信していた。」
これが彼の最後のアシストになることはきっとないだろう…。
岡崎については、マインツ移籍で本当に良い状況になっているな、と思います。インテルで長友がマッツァーリ監督に出会ったのと同様、相性の良い指導者との出会いというのは、選手にとって本当に重要なんだな、とあらためて感じます。岡崎は、日本代表では主に右サイドで起用されていますが、ダイアゴナルランで中央に飛び込んでいく動きを活かすようなパスをもっと積極的に狙っていってもいいのかもしれません。
なお、最初の方にある「73試合32ゴール」というのは日本代表での結果だと思うんですが、wikipediaをみると、72試合36ゴールとなっています。なぜだろう?