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赤と黒の話とか

ACミランの話を中心に、サッカーの話題を書いていく予定。基本的には海外記事の内容を元に書いていくつもり。必要に応じて英語記事の翻訳も。

チャンピオンズリーグ 決勝 2012-13 ボルシア・ドルトムント vs バイエルン・ミュンヘン レビュー & Goal.comによる選手評を少し

チャンピオンズリーグ 決勝 2012-13
ボルシア・ドルトムント vs バイエルン・ミュンヘン レビュー & Goal.comによる選手評を少し


両チームの先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこんな感じ。

CL_Final_Dortmund_vs_Bayern_re.png

試合内容、海外メディアによる選手評の抄訳は、続きを読む、で。


ボルシア・ドルトムント(4-2-3-1):
ヴァイデンフェラー;ピシュチェク、スボティッチ、フンメルス、シュメルツァー;ベンダー(90+1' シャヒン)、ギュンドアン;ブワシュチコフスキ(90+1' シーバー)、ゲッツェ、ロイス;レヴァンドフスキ

バイエルン・ミュンヘン(4-2-3-1):
ノイアー;ラーム、ファン・ブイテン、ボアテング、アラバ;ハビ・マルティネス、シュヴァインシュタイガー;ロッベン、ミュラー、リベリー(90+1' ルイス・グスタヴォ);マンジュキッチ(90+4' マリオ・ゴメス)

結果:ボルシア・ドルトムント 1 - 2 バイエルン・ミュンヘン

得点者:
ボルシア・ドルトムント68' ギュンドアン(PK)
バイエルン・ミュンヘン60' マンジュキッチ 89' ロッベン


両チーム、予想通りの先発メンバー。バイエルンは、ちょっと前からケガで欠場中のクロースがいない以外はほぼベストメンバー。ただクロースがいても今の先発メンバーかもしれませんが。ドルトムントは、ゲッツェがケガにより欠場。本当は両チームベストな状態での試合を観たかったけど、ケガは仕方ない。頑張れ、ロイス。

今回の会場は、サッカーの聖地、ウェンブリー・スタジアム。改修を経て、すっかり球技専用スタジアムに生まれ変わりました。そういえば、2010-11シーズンのチャンピオンズリーグ・ファイナルもウェンブリーだったなあ、と思って調べてみたら、イングランドサッカー協会(FA)設立150周年記念ということで、ここに決まったようです。

3分、右サイドでボールを受けたロイスからのクロスをレヴァンドフスキがワントラップしてシュートにいくも、ディフェンスがブロック。コーナーキックに。
10分、ドルトムントのカウンター、ロイスがセンターサークル付近から右のブワシュチコフスキへ、ブワシュチコフスキがペナルティエリア付近まで持ってきて中央に上がってきたロイスに出すがディフェンスがカット、ブワシュチコフスキに戻ってきてそのままシュート、枠を外す。両チーム、やっぱりちょっと硬いかな?
14分、バイエルン陣内、ゴールから30mほどの位置で縦パスを受けたロイスが潰されながら、やや前方のレヴァンドフスキへ、レヴァンドフスキがそこから右足でゴール右上隅を狙うがノイアーがセーブ。
その直後、ロイスが右サイドからグラウンダーでクロス、ブワシュチコフスキが右足でニアポストを狙うも、ノイアーが素晴らしい反応をみせ、左足を伸ばしてブロック。さすがノイアー
19分、ロイスがひとりロングパスに抜け出して、数的には不利な状況ながらも一人をかわし、ペナルティエリア左角あたりから左足でシュート、ノイアーがブロック、コーナーへ。
22分、左サイドでボールをキープしたグロスクロイツからのパスをペナルティエリア左角で受けたベンダーが右足でシュート、やや力なくノイアーがキャッチ。
26分、リベリーが左サイドからクロス、マンジュキッチがファーに逃げながらヘッドで合わせるも、ヴァイデンフェラーがセーブ。バイエルンは今日最初のシュートらしいシュート。
30分、左サイドからミュラーのスルーパスで、ゴール前右のスペースにロッベンが抜け出して、ヴァイデンフェラーと1対1に、得意の左足で狙うも、飛び出してきたヴァイデンフェラーが身体でブロック。少し流れがバイエルンの方にきた感じがします。
35分、ロイスからのスルーパス、レヴァンドフスキが素晴らしい身体の使い方でディフェンスを制して、ノイアーと1対1に、しかし、今度はノイアーがしっかりブロック。両チーム、GKが堅い。それにしても、抜けだす前のレヴァンドフスキの身体の使い方が上手かった
43分、ロングパスに対してフンメルスがかぶる形になり、ロッベンがドルトムントゴール前に抜け出す、左足で放ったシュートは飛び出してきたヴァイデンフェラーの顔面に直撃、ドルトムントとしては、ちょっとラッキー。
前半終了、両チームノーゴール。最初は少し硬いかなと思いましたが、徐々に両チーム良い感じに。後半が楽しみ。

後半開始。両チーム交代なし。
ドルトムントとバイエルンの大きな差はやっぱり選手層でしょうか。バイエルンは、交代で試合を動かすことができそうだけど、ドルトムントにそれはちょっと難しいかなと思うので。
プラティニUEFA会長の隣には、ドイツのメルケル首相。これが公務だなんて、うらやましい。
56分、ペナルティエリア左へのスルーパスにリベリーが抜け出しそうになるところをフンメルスが上手く身体をぶつけてボールをキープ、なんてことのないプレーだけど、上手い。
59分、ロッベンの右からのコーナーキック、ニアで少しコースを変えたボールに中央でマンジュキッチがヘッドで合わせるも体勢が苦しかったのかやや力なくヴァイデンフェラーがキャッチ。
60分ペナルティエリア左角でリベリーがキープ、3人のマークを集めながら、前方のスペースへパス、リベリーが抜け出して、中央へ折り返し、マンジュキッチがフリーで押し込んでバイエルン先制! ドルトムントとしては、ちょっと自由にさせすぎた感じ。もう少し自分たちで試合を動かす意識が欲しかった。
62分、アラバが自陣からゴール前右へのクロスパス、マンジュキッチがシュートまでいくがヴァイデンフェラーがキャッチ。
67分、ペナルティエリア内左でボールを受けたロイスに対して、ダンテが右足を上げた形で正面からチャージ、ドルトムントにPK! このPKを蹴るのはギュンドアン、右隅にしっかり決めてドルトムント同点! PKキッカーはギュンドアンなんですね。
70分、ドルトムントのカウンター、右に抜け出したブワシュチコフスキがキープして中央にパス、上がってきたフンメルスがペナルティエリア外からシュートを放つもダフって枠の上へ。
72分、右サイドでマンジュキッチがキープ、対応に出てきたフンメルスの裏へ出したパスにミュラーが抜け出す、ヴァイデンフェラーもかわしてグラウンダーでゴール前に、ファーポストから飛び込んできたロッベンが狙うがスボティッチがギリギリでクリア。素晴らしい…。フンメルスの方が個人としては目立つけど、スボティッチも良いなあ。
74分、ゴール前23mほどの位置で、レヴァンドフスキが胸トラップからそのままボレーシュート、バイエルンのゴールネットを揺らすもハンドの判定。これがゴールならチャンピオンズリーグ史上に残るゴールだったんですが。
75分、ペナルティエリア前でのパス回しからこぼれたボールをアラバが左足で狙う、右隅に飛んだシュートをヴァイデンフェラーがセーブ! 面白い試合になってきたなあ。
76分、ミュラーがペナルティエリア内で倒されながらも、右のマンジュキッチへ、しかし、マンジュキッチのシュートはサイドネット。ミュラーはPKを主張するも認められず。
88分、右からのラームのグラウンダーのパスをミュラーがスルー、ペナルティエリアのわずかに外からシュヴァインシュタイガーが狙うもヴァイデンフェラーがセーブ。
89分、ドルトムントのゴール前に出たパスをリベリーがキープ、ヒールで出そうとしたパスはディフェンスにひっかかったものの、走りこんできたロッベンがこぼれた球を拾って抜け出す、飛び出したヴァイデンフェラーをよくみて、左足で冷静に決めてバイエルン2-1と勝ち越し!! う~ん、強い、バイエルン。
90+1分、ドルトムントの交代、ベンダー、ブワシュチコフスキに代えてシャヒン、シーバー。
同じく90+1分、バイエルンの交代、リベリーに代えてルイス・グスタヴォ。
直後に、入ったばかりのシーバーがペナルティエリア内左で反転して左足でゴールを狙うが、ノイアーがしっかりキャッチ。さすがの安定感
90+4分、バイエルンの交代、マンジュキッチに代えてマリオ・ゴメス。

試合終了、バイエルン、2-1で勝利! 2000-01シーズン以来、5度目のチャンピオンズリーグ制覇! ユップ・ハインケスは、自らの勇退を最高の形で飾ることになりました。この人、プレーヤーとしてもチャンピオンズカップ、ヨーロッパ選手権、ワールドカップでの優勝を経験してるんですよね…。すごい人です、本当に。そう言えば、バイエルンは、まだドイツの国内カップ戦、DFBポカールの決勝も残ってます。3冠で勇退なんてことになったら、他のクラブ放っとかないだろうなあ…。まだ、68歳だからやれるでしょうし。ちなみに、ポカール決勝の対戦相手は、酒井高徳、岡崎慎司の所属するシュトゥットガルトです。

ドルトムントは、序盤のチャンスを活かせなかったのが痛かった。交代枠を使って試合展開を変えることが難しいドルトムントとしては、やっぱり先制ゴールが欲しかったと思います。ただ、それをさせなかったノイアーの存在感が素晴らしかったとも言えます。クロップ監督はまだ45歳。きっとこれから先、このタイトルに挑戦するチャンスがあると思います。というか、ぜひそうなって欲しいです


Goal.com インターナショナル版による何人かの選手評の訳。
http://www.goal.com/en/match/107889/borussia-dortmund-vs-fc-bayern-m%C3%BCnchen/player-ratings

ボルシア・ドルトムント
シュメルツァー:2(5点満点) Flop of the Match
左サイドバックのシュメルツァーは、序盤大胆なプレーをみせたが、すぐにロッベンが彼の裏にできた広大なスペースを使い始めたことで、おとなしくなった。左サイドでドルトムントの攻撃に厚みを加えることができず、カバーのために戻るのも遅かった。

ギュンドアン:4
この若きミッドフィールダーは、疲れ知らずのパフォーマンスで、ポゼッションを失った時には素速くプレスをかけにいった。ポゼッションでは若さを感じさせない落ち着きをみせ、PKを決めるとともに、チームメイトに良いパスを供給した。

ヴァイデンフェラー:4
前半、マンジュキッチのヘディングをギリギリで弾いて止めるなど、好セーブを連発し、チームが試合に上手く乗るのに貢献した。1対1で重要な存在であり続け、アラバ、シュヴァインシュタイガーを止める素晴らしいセーブをみせた。


バイエルン・ミュンヘン
ロッベン:4 Man of the Match
常に脅威であり続けたが、前半はあまり印象に残る存在ではなかった。先制ゴールにつながるプレーをし、ディフェンスの中央を突破し、冷静な決勝ゴールを決めてチームにトロフィーをもたらした。

ノイアー:4
ドイツ代表のノイアーは、前半だけで、ブワシュチコフスキ、レヴァンドフスキ、ロイスを止めるなど、絶好調だった。シュートを止めるという面でのクオリティをみせつけただけでなく、空中戦でも誰にも負けない存在であることを証明してみせた。


1ゴール1アシストのロッベンが当然マン・オブ・ザ・マッチ両チームのGKの評点が非常に高いのも納得です。全体的に緊張感のある試合で面白かったです。満足。

ガゼッタ・デッロ・スポルトにも評点が出ると思うので、入手したら、選手評を記事にする予定です。
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テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ

コメント

ロイスTOP下は彼の良さを奪っただけでなく体力まで奪ってしまったな。ドルのTOP下はサイドに追い込んだりカウンター遅らせたりと、守備で一切サボれないからハードな役割だと思うわ。

  • 2013/05/26(日) 17:22:46 |
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ゲッツェだけでなくレバンドフスキもバイエルンに行きそうでドルトムント来季はきついかもしれないな

  • 2013/05/27(月) 01:26:00 |
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足元の技術の高さとハイプレッシャー、楽しくてあっという間に終わってしまった(笑)クリーンな良い試合でした!
本当に実力的には拮抗してて、ただファイナルサードのアイデアはやっぱり「香川がいたらなぁ」って…すみません、それは言ってはいけないですね

  • 2013/05/28(火) 09:34:14 |
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