http://www.football-italia.net/34814/ulivieri-seedorf-cant-coach-serie
AIAC[Associazione Italiana Allenatori Calcio=イタリアサッカー監督協会]のレンツォ・ウリヴィエリ会長は、クラレンス・セードルフにはACミランの監督となるのに必要な資格がないと主張している。
元オランダ代表のセードルフは、ACミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の後継者として、最有力であると報じられている。
しかし、AIAC会長のウリヴィエリは、37歳のセードルフがミランで指揮を執ることは許可できないだろうと主張している。
彼は、Rai Sport[イタリア国営放送のスポーツチャンネル]に対してこのように語っている。
「セードルフがセリエAで監督になることはできない。彼がオランダサッカー協会[KNVB]で取得しようとしているライセンスは、イタリアでは何の価値もない。」
「イタリアにおいて、現在セードルフがオランダサッカー協会で取得しようとしているライセンスに基いて就くことができるのは、アシスタントコーチだけだ。」
個人的にずっと疑問だったことの答えがここに。そもそも現役選手であるセードルフがセリエAの監督になれるライセンスを持っているなんてありえないと思ってたんですが、やはりこういうことか、と。現在オランダサッカー協会管轄のライセンスを取得しようとしているんでしょうが、そのライセンスはイタリアではいわゆるS級ライセンスの扱いにならないということなんでしょうね。それでもベルルスコーニは無理を押し通そうとするんだろうなあ…。そして、そういう無理が押し通せちゃったりする国なんですよねえ、イタリアって…。ハーフタイムにミランのロッカールームに選手起用のことで怒鳴りこんでくるような人が首相になれる国ですから…。今回の件は無理だと信じていますが。