ガゼッタ・デッロ・スポルトによる評点&一部の選手評の訳
ガゼッタによるこの試合の評点。

何人かの選手評の訳など、内容は、続きを読む、で。
両チームの評点。
【メキシコ代表】
デ・ラ・トーレ監督:5
コロナ:6.5
フローレス:5
ロドリゲス:4.5
モレノ:5
サルシド:6
サヴァラ:5
トラード:5
アキーノ:5
ドス・サントス:6.5 Best of the Team
グアルダード:6
チチャリート:5
ミエル:5
ヒメネス:評点なし
【イタリア代表】
プランデッリ監督:7
ブッフォン:6
アバーテ:6
バルザーリ:5
キエッリーニ:7
デ・シーリョ:7
デ・ロッシ:6.5
ピルロ:8 Best of the Team
モントリーヴォ:7
マルキジオ:5.5
ジャッケリーニ:7
バロテッリ:7
チェルチ:6
ジラルディーノ:評点なし
アクイラーニ:評点なし
一部の選手評の訳。
【メキシコ代表】
ドス・サントス:6.5 Best of the Team
ネコのような攻撃をみせる。常にカウンターを狙いプレスをかける。メキシコにとっての二度の決定機、グアルダードのシュートと、1-1となったPKは彼の手柄だ。
チチャリート:5
PKがなければ、4程度の評点になっていただろう。キエッリーニに抑えこまれ、チチャリートは懐柔されてしまった。小さくなってしまったチチャリート。
【イタリア代表】
ピルロ:8 Best of the Team
メキシコがプレッシャーをかけてこず、ピルロはフットボール哲学を伝えにきた。ゴールの後、マラカナンは、ハーバード大での学位授与式のような歓声に包まれた。彼にとっての戴冠式だった。
バロテッリ:7
自分が、ブラジル人の言う『曲がった足』でないことを証明するため、多くのプレーに関与した。ゴールが彼の強さを示している。ペナルティエリア内では、彼こそが真のハルク(Hulk)だ。
モントリーヴォ:7
ピルロという『父』の左でプレー。見事にボールを集め、美しく散らしていく。例えば、バロテッリを使って奇襲をかける。ポジティヴなモント(Monto-positivo)。
イタリア代表は全体的に高い評価。バロテッリについては、ブラジル代表のフッキ(Hulk)にかけた表現になってますね。フッキもフィジカルの強さについては抜群のものがありますが、ウィングでプレーするので、ストライカーとしてそれが活かされる場面は少ないです。
メキシコはわりと低め。チチャリートに対してはかなり厳しい評価になってます。チチャリートだけのせいではないと思うのですが。イタリアのプレスが良かった、というのもあると思いますが、つなげる選手がいないので、結局ドス・サントスにボールを預ける手段がカウンターしかないというのはツラいなと思いました。以前、バルセロナで活躍したマルケスのような選手がいれば、状況はガラッと変わると思うんですが、今のメキシコ代表にそういう選手はいなんでしょうね。
この両チームが日本代表と戦った時に、どういう試合になるのか、楽しみ。