両チームの先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこんな感じ。

試合内容、海外メディアによる選手評の抄訳は、続きを読む、で。
イタリアU-21代表(4-4-2):
バルディ;ドナーティ、ビアンケッティ、カルディローラ、ビラーギ;フロレンツィ(58' サポナーラ)、ロッシ、ヴェラッティ(76' クリミ)、インシーニェ;イモービレ(58' ガッビアディーニ)、ボリーニ
スペインU-21代表(4-2-3-1):
デ・ヘア;モントーヤ、バルトラ、イニゴ・マルティネス、モレノ;コケ(86' カマーチョ)、イジャラメンディ;テージョ(71' ムニアイン)、チアゴ・アルカンタラ、イスコ;モラタ(80' ロドリゴ)
結果:イタリアU-21代表 2 - 4 スペインU-21代表
得点者:
イタリアU-21代表:10' イモービレ 80' ボリーニ
スペインU-21代表:6'&31'&38'(PK) チアゴ・アルカンタラ 66'(PK) イスコ
6分、イスコからペナルティエリア左角でボールを受けたモラタが縦に抜け出してクロス、どフリーで飛び込んできたチアゴ・アルカンタラがファーポストでヘディング、あっさりスペイン先制。モラタの縦への動き、チアゴの飛び出し、両方に対処できなかったイタリアディフェンスの負けです。
10分、自陣からのロングパスでイモービレがスペインの最終ラインの裏へ抜け出す、素晴らしいファーストタッチから、飛び出してきたデ・ヘアの上を冷静に抜いてイタリア同点。
31分、コケからのパスを受けたチアゴ・アルカンタラがカルディローラをかわしてシュート、これが決まりスペイン勝ち越し。
37分、左サイドにテージョが抜け出し、追いかけたドナーティのスライディングタックルで、スペインにPK。このPKをチアゴ・アルカンタラが決めてスペイン3点目、チアゴ、ハットトリック。
前半終了。スペインU-21代表が3-1でリード。PKの判定に関しては少し微妙なところもあったので、イタリアとしては厳しいところですが、それ以上にイタリアの守備陣と、スペインの攻撃陣の間に経験などの点で差があるようにみえます。
後半開始。両チーム交代なし。
58分、イタリアの交代、イモービレ、フロレンツィに代えてガッビアディーニ、サポナーラ。
64分、モントーヤが右サイドに飛び出してそのままペナルティエリア内に侵入、切り返したところをレジーニが倒してスペインにPK。このPKを今度はイスコが決めてスペイン4点目。
71分、スペインの交代、テージョに代えてムニアイン。
73分、イタリアのペナルティエリア前でスペインが遊んでいるようなパス回しをみせ、最後は、イスコから左のモラタへのパスから、モラタがペナルティエリアない左に抜け出してシュート、飛び出したバルディが何とかセーブ。
76分、イタリアの交代、ヴェラッティに代えてクリミ。
80分、ボリーニとインシーニェがスペインゴール前でワンツー、ゴール正面からボリーニが豪快なミドル、ゴール右隅に決まってイタリア2点目。
80分、スペインの交代、モラタに代えてロドリゴ。
85分、ペナルティエリア左角付近でのワンツーから、レジーニが右足でシュートを放つも、枠の上へ。
86分、スペインの交代、コケに代えてカマーチョ。
ピッチに侵入者が現れるというハプニングもあったものの、ロスタイムを消化し、試合終了。4-2でスペインU-21代表が勝利。UEFA U-21ヨーロッパ選手権連覇という結果に。イタリアU-21代表を応援していた身としては、スペインの3点目のPKに関する判定が少し腑に落ちないところもありますが、それを差し引いたとしても、スペインが全体的に優位だったことは確かです。最終的には個々の技術という点で差があったとしかいいようがありません。
ガゼッタ・デッロ・スポルトを入手したら、選手評を記事にする予定です。