本田圭佑に関するガゼッタ・デッロ・スポルトの記事の訳 7月19日付紙面より
今日もガゼッタ・デッロ・スポルトに本田圭佑に関する記事。

契約更改したロビーニョの記事とセット。本田圭佑に関する部分だけですが訳してみました。
ロビーニョの契約更改に関しては、別記事で。こちら。
内容は、続きを読む、で。
ロシアでのミッション
今日、モスクワへの訪問が行われている。トレクアルティスタの本田圭佑の兄であり代理人である本田弘幸、マーケティングコンサルタントのFabrizio De Vecchiの目的は、CSKAの主張を低減し、この移籍期間中に選手を移籍させる余地があるかどうかを確かめることだ。当初の予定(すぐにそれを確認し、日曜にはVersiliaでガッリアーニに報告することになっていた)と比べると、ミッションは少し長引きそうだ。今日と明日は、本田圭佑と直接コンタクトをとるのに使い、特にベストの戦略を決めるために使われることになる。CSKAの首脳陣は、適切なオファー(最低400万ユーロ)があった場合にのみ、本田が今すぐに移籍することをはっきりと明言している。それは単なる言葉だけのものではないと思われる。CSKAモスクワは、歴史的にみても、対応が難しく、ディスカウントを認めないクラブだからだ([ユヴェントスの]マロッタはクラシッチについての対処をした時に何かを知ったはずだ)。そこで、本田に関係するスポンサーの介入によって、そのギャップを埋めるという仮定が現実味を帯びてくる。
例外
今日、選手との会談が行われ、その憶測が高まることになりそうだ。その後、弘幸とDe Vecchiは、モスクワに残り、月曜に行われるクリリヤ・ソヴェトフ(Krilya Sovetov)との試合に同席することになる。モスクワでの首脳陣との会談は、試合当日か、もしくは火曜に行われるはずだ。その時点で、本田がすぐにCSKAを離れることになるかどうかが分かるだろう。ミランに選手獲得のための不可欠な条件があることを気にする必要はないだろう。圭佑のためならば、おそらくガッリアーニは喜んで例外を認めるだろう。
『選手を放出しなければ、獲得もしない』という方針ですが、もしCSKAとの話をうまくまとめられるのであれば、ガッリアーニはそれを無視してでも本田を加入させる、とガゼッタ・デッロ・スポルトは考えているようです。現時点で移籍が濃厚な選手の数を除外して考えると、ミランのメンバー数は28名。さらに、アントニーニ(→モナコ?)、ノチェリーノ(→インテル?)、ザッカルド(→パルマ?)などの放出も予想されており、本田ひとりを加入させても人数的にはさほど問題がないかなと思います。まあ、希望的観測も入った予想ですが。それにしても、トラオレ、ストラッサーあたりは何とか引き取り先をみつけられないのかなあ…。なお、ニアンもプレータイムを増やし、経験を積ませるためにレンタルに出される公算が強まってきたようです。確かに先発で思いっきりやった方がいいのかもしれません。どうせ出すのであれば、良いレンタル先がみつかるといいなあ。