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セリエA 2013-14 インテル vs フィオレンティーナ レビュー両チームの
先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこんな感じ。

試合結果、試合内容は、続きを読む、で。
インテル(3-5-1-1):ハンダノヴィッチ;カンパニャーロ、ラノッキア、フアン;ヨナタン(85' ペレイラ)、グアリン(67' イカルディ)、カンビアッソ、タイデル(60' コヴァチッチ)、
長友佑都;アルヴァレス;パラシオ
フィオレンティーナ(4-3-2-1):ネト;トモヴィッチ、ゴンサロ、サヴィッチ、パスクアル(36' アロンソ);アクイラーニ(78' ベシーノ)、アンブロジーニ、ボルハ・バレーロ;ホアキン、フェルナンデス;ロッシ(69' イリチッチ)
結果:インテル 2 - 1 フィオレンティーナ得点者:インテル:72' カンビアッソ 83' ヨナタン
フィオレンティーナ:60' ロッシ(PK)
インテルはすっかりおなじみになった先発メンバー。やはりまだミリートは先発に使える状態ではないんでしょうね。
長友は今日も左のウィングバックとして先発。
フィオレンティーナは、ホアキン、アンブロジーニなど、ベテラン勢が先発に名を連ねる。また、昨シーズン途中に移籍を決め、ケガからの回復を待っていたロッシがワントップとして先発。好きな選手なので、観るのは楽しみ。システム的には、4-3-2-1、いわゆるクリスマスツリーだと思われます。
開始から52秒、左サイドでボールを受けた
長友がインサイドに流れながらミドルシュート、GKが難なくキャッチしたものの立ち上がりとしては悪くないプレー。
今シーズンの
インテルを観ていると、両サイドがガンガン上がる分、カンビアッソ、タイデルあたりは大変だろうなあ、と思う。
11分、右サイドに抜け出したカンパニャーロが鋭いクロス、しかし、
インテルの選手には合わず。
そこから一気に
フィオレンティーナのカウンター、ホアキンがドリブルでしかけ、ペナルティエリア付近でロッシにパス、ロッシがペナルティエリア内に侵入してシュート、ハンダノヴィッチがセーブ。なかなか見応えのある展開。
14分、インテルのカウンター、完全な数的優位から、タイデルの前、ペナルティエリア内左のスペースへパスが出て、タイデルがそのまま左足でシュートを放つが、サイドネット。パラシオがちょっと怒ってる感じ。『中に出せよ』と。
アンブロジーニが元気にプレー。ミランの現状を思えば、なぜ彼を放出したのかと悔やまざるを得ない。
21分、センターサークル内でボールを受けたロッシが素早いターンから、一気に前線へスルーパス、ホアキンが抜け出して右足でシュートを放つがハンダノヴィッチがブロック、コーナーへ。やっぱりいいなあ、ロッシ。ミラニスタだという話だったので、ミランに来て欲しいといつも思っていました。
今日のインテルは、ラノッキア以外、全員外国人選手なんですね。
23分、ボルハ・バレーロがペナルティエリア外から左足でシュートを打つが枠の外へ、サイドから
長友がタックルにいってました。走るなあ、今シーズンのインテル。
27分、右サイドでボールを受けたホアキンがドリブルでしかけ、ペナルティエリア内に侵入、ラノッキアと対峙しながらも、そのままミドル、枠の左へ外れる。ホアキンってまだ32歳なんですね…。思ってたよりも若い。若い頃から注目されてたから、もっと年齢的に上なイメージがあるのかな。
カンパニャーロの守備の積極性がすごい。相手陣内までガンガンボールを奪いにいく。おかげで、ラノッキアがカバーにいくと、フアンのワンバックのような形になることも。しかもそのポジションはハーフウェーライン付近だし、近代サッカーって恐ろしい。
36分、
フィオレンティーナの交代、パスクアルに代えてアロンソ。パスクアルは負傷交代。右のハムストリングあたりを痛めた模様。
38分、アルヴァレスがペナルティエリア外でボールを拾い、そのままドリブル突破、素晴らしい個人技でペナルティエリア右奥深くにまで入り込んでクロスにいったものの、ディフェンスにブロックされ、こぼれ球はGKのネトがしっかりキャッチ。
45+2分、
長友が左からあげたクロスがファーに抜け、グアリンが強引にボレーにいくがヒットはせずGKがキャッチ。
前半終了。0-0のまま。両チーム、自分たちのやりたいことはある程度できている印象。あとはいわゆる決定力の戦いになってくるか。
後半開始。両チーム交代なし。
46分、インテルゴール前にフワッと浮かしたパス、ロッシがヘッドで合わせるがハンダノヴィッチが正面でキャッチ。
50分、グアリンの強烈なミドル、ゴール右隅の良いコースに飛んでいたものの、ネトが弾きだしてコーナーへ。
58分、
左サイドからインテルゴール前へ鋭いグラウンダーのクロス、ホアキンとフアンがもつれて倒れ、フィオレンティーナにPKが与えられる。このPKをロッシが決め、フィオレンティーナ先制。
60分、インテルの交代、タイデルに代えてコヴァチッチ。今日のタイデルはいまいちだった。
64分、右サイドを駆け上がったトモヴィッチがニアポストに速いクロス、ハンダノヴィッチが少しファンブルして、ゴールに入りかける。危ない。
65分、左サイドから
長友が突破、ホアキンをかわしてシュートにいくがトモヴィッチに当たって勢いがなくなり、GKが余裕をもってキャッチ。
67分、インテルの交代、グアリンに代えてイカルディ。グアリンは交代にかなり納得がいかない様子。
69分、フィオレンティーナの交代、ロッシに代えてイリチッチ。フィオレンティーナ、フォワードいなくなったけど…。元々ロッシもワントップってタイプじゃないから、やり方は変わらないのか。
72分、インテルの左コーナーキック、最初のプレーは防がれたものの、
こぼれ球をカンパニャーロがヘッドでゴールエリア内左にいたカンビアッソへパス、カンビアッソが胸トラップからのボレーで見事に決めてインテル同点! カンビアッソ、上手いなあ…。レアル・マドリー時代は王子様みたいなルックスでレドンド2世って感じだったのをふと思い出す。
フィオレンティーナ、全体的には素晴らしいディフェンスをしていると思うんですが、サヴィッチ、アロンソはちょっと集中力を欠く場面も。
78分、フィオレンティーナの交代、アクイラーニに代えてベシーノ。
80分、ボルハの左からのグラウンダーの折り返し、イリチッチが左足ダイレクトでシュート、しかし、ハンダノヴィッチが鋭い反応でブロック、リバウンドをフィオレンティーナの選手が拾ってシュートにいくもフアンがしっかりディフェンス。
83分、左サイドからアルヴァレスがクロス、
ペナルティエリア内右に入っていたヨナタンに通るが、フェルナンデスに身体を入れられチャンスを逸したかにみえたものの、強引に右足でボレー、これがゴールに突き刺さり、インテル勝ち越し! ビックリした。思わず声が出てしまいました。
85分、インテルの交代、ヨナタンに代えてペレイラ。長友が右に行くのか。便利な選手ですね。
87分、インテルのカウンター、自陣からドリブルで持ち上がったペレイラがそのままペナルティエリア内まで侵入、左足で狙うもGKがブロック。
スタンドで観戦中のモラッティ。一部報道によると、月曜にもインドネシア人投資家のエリック・トヒル氏へのインテル売却が発表されるとのことで、モラッティがオーナーとしてサン・シーロでインテルの試合を観戦するのはこれが最後になるかもしれません。
90+3分、インテルゴール前での混戦から、アンブロジーニがやや態勢を崩しなからシュート、ハンダノヴィッチがしっかりキャッチ。
試合終了。2-1でインテルが逆転勝利。今シーズンのインテルにはこういう強さもあるとなれば、スクデットも十分狙えると思います。
ヨーロッパの大会がない分、日程的にはかなり楽ですし。
ガゼッタ・デッロ・スポルトを入手したら、選手評を記事にする予定です。
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テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ