http://www.football-italia.net/40492/milan-udinese-ban-suspended
ACミランによる異議申立に関する判断が延期されたことを受け、ACミラン-ウディネーゼ戦は、スタジアムを閉鎖せずに行われることになりそうだ。
10月19日のウディネーゼ戦を閉鎖したスタジアムで行うという処分を受けたことに対して、ミランはFIGCの裁判所に異議申立てをしていた。
この処分は、ナポリに対するチャントを繰り返し行なったことによるもので、そのチャントは、『地域差別』に当たると考えられ、人種差別と同程度の厳格な扱いを受けた。
この決定により、何が『人種差別』になり、また、何がライバルの都市間で単にからかい合っていることになるのかについて、セリエAとセリエBで大きな議論が巻き起こった。
審判では、Leandro Cantamessa弁護士がミランの代理人を務め、当初は、今晩判決が下されると思われていた。
しかし、裁判所は、さらに証拠を精査することを希望し、特にFIGCは、そのルールの適用の変更について議論するため、来週の水曜もしくは木曜に会議を開くことになっている。
判決が延期されたことにより、結果として閉鎖処分も差し止められることになり、ウディネーゼ戦は観客を入れて行われることになる。
シーズンチケット保有者のグループの代理人を務める弁護士によるプレゼンテーションも行われており、彼らも異議申立てに加わっている。
とりあえずウディネーゼ戦は観客ありで行われることに。今回の件、どうやら、セリエA全体の意見としては、ミランに同調する雰囲気。人種差別と地域の問題を一緒にされると、色々と面倒なこともあるのでしょう。ファン同士で互いの町を揶揄するなんてことは、珍しいことじゃないですもんね。