http://www.football-italia.net/42327/milan-will-have-two-general-managers
シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、ACミランが「二世代のマネージャー、すなわち、アドリアーノ・ガッリアーニとバルバラ・ベルルスコーニのふたり、を置くことになる」と発表した。
現在の副会長であり、ジェネラル・マネージャーでもあるガッリアーニとの4時間に渡る会談の結果、この解決策がとられることになった。
ガッリアーニは、ベルルスコーニ会長の娘であり、経営陣のひとりでもあるバルバラ・ベルルスコーニと衝突し、辞任すると脅しをかけていたが、今日、ベルルスコーニは、ガッリアーニの残留を宣言していた。
ベルルスコーニは、報道陣に向けた声明でこのように語っている。
「今日、我々は、クラブの組織について完全に合意した。」
「これからは、二世代のマネージャーを置くことになる。ひとりは、アドリアーノ・ガッリアーニで、彼はスポーツ部門を担当することになる。もうひとりがバルバラ・ベルルスコーニで、彼女はその他の部門を担当する。」
「私自身については、クラブとチームに対して、これまで以上に関与することを約束する。」
しかしながら、バルバラ・ベルルスコーニがすでにパオロ・マルディーニに対して、新たにテクニカル・マネージャーの職につけるため、接触をはかっており、マルディーニがこの陣容に入り込む余地は残されている。
Sky Sport Italiaによると、ガッリアーニは、今晩、バルバラ・ベルルスコーニに電話をかけ、「ミランの利益のために協力していこう」と述べ、第一歩を踏み出した。
結局、ガッリアーニは残留。ベルルスコーニとガッリアーニが直接話をすれば、まあ、こうなるんですよね。ガッリアーニは、『ベルルスコーニの言葉は神聖なものだ』なんていう表現まで使ってしまっていますし。終わってみれば、茶番っぽい…。今は大事な時期なので、選手がこういうゴタゴタに巻き込まれないようにして欲しいです。その点で、事態が収束したのは良かったのかな…。