今日のガゼッタ・デッロ・スポルトによる両チームの先発予想はこちら。

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カナ表記にしたフォーメーション&マッチアップはこちら。

ACミラン(4-2-3-1):
アッビアーティ;ラミ、サパタ、シルヴェストレ、エマヌエルソン;デ・ヨング、クリスタンテ;ビルサ、カカ、ロビーニョ;バロテッリ
ウディネーゼ(3-5-1-1):
ブルキッチ;ウルトー、ダニーロ、ナウド;ウィドマー、バドゥ、アラン、ラッツァーリ、G・シウヴァ;ロペス;ムリエル
ACミランは、セリエAで6勝7敗7分け勝点25で11位。前節はヴェローナにPKの1点で勝利し、何とかセードルフ新監督の初陣を飾りました。
コッパ・イタリアでは、このひとつ前のベスト16から登場。セリエBのスペツィアを3-1で破ってベスト8にコマを進めています。その試合では本田圭佑がミランで初先発。自らゴールもあげました。
ミランとしては、セリエAでの順位が非常に厳しいものである現状、コッパ・イタリアのタイトルは本格的にとりにいく姿勢。それでも、セードルフ監督は厳しい日程に対応するため、ターンオーバーを用いることを明言しており、この試合でもヴェローナ戦からある程度のメンバー変更をするようです。4-2-3-1というシステムは変更せず戦うため、続けてプレーする選手もそこそこいるようですが。デ・ヨングとか休ませてあげたいですけどねえ…。
そんなわけで、本田圭佑は先発を外れることが濃厚。実際の試合でのプレータイムを通じてコンビネーションを確立していくしかない部分がたくさんあるので、できるだけ多くの試合に出場して欲しいんですが、疲労もたまっているようですし、どっちがいいのか悩ましい…。
ウディネーゼは、セリエAで6勝12敗2分け勝点20で15位。20得点に対して31失点と、攻守のバランスに苦しんでおり、ここ5試合では1勝4敗。厳しい戦いが続いています。
コッパ・イタリアでは、ベスト16でインテルに1-0で競り勝ってベスト8に進出。決勝ゴールをあげたのはセリエAでは出場が少なめだったマイコスエウ。どちらかというとセリエAの方に力を入れている感がありました。しかし、ベスト8までくるとさすがにリーグ戦に近いメンバーで戦うとみられ、先発予想には入っていませんが、セリエAでのチーム内得点王であるディ・ナターレを起用することも十分に考えられます。また、同じく先発予想から外れているマイコスエウも最近はセリエAの方でも先発として出場するようになっており、ミランとしては要注意です。ちなみに、ウディネーゼの中でセリエAにおいて2番目にたくさん点をとっているのはディフェンダーのウルトーで4ゴール。ミランはセットプレーに脆いので、その点にも十分な注意を払って欲しいと思います。
セリエA前半戦での対戦では、ミランがビルサのゴールにより1-0で勝利しています。厳しい試合になりそうですが、ぜひその再現をして欲しいと思います。もちろん得点をあげるのはビルサじゃなくても構いませんが。ウディネーゼは基本的には堅守速攻型のチーム、攻めに出たところの裏やサイドを狙われると厄介です。特に左サイド、ロビーニョちゃんと頑張れるかなあ…。そこが一番不安。
最後にこの試合のミランの招集メンバーを。
:ACミラン
GK:アッビアーティ、コッポラ、ガブリエル
DF:アバーテ、コンスタン、デ・シーリョ、ヨッティ、ラミ、シルヴェストレ、ザッカルド、サパタ
MF:ビルサ、クリスタンテ、エマヌエルソン、デ・ヨング、本田圭佑、カカ、マスタッリ、ノチェリーノ、ピナート、ポーリ
FW:バロテッリ、ディ・モルフェッタ、ロビーニョ
アバーテ、コンスタンが復帰。まだ万全ではないので先発する可能性は少なそうですが。一方で、ヴェローナ戦で負傷交代したボネーラ、移籍が取り沙汰されているメクセスはメンバーから外れています。ボネーラについては、重症ではないものの、この試合については大事をとっての欠場ということのようです。