今日のガゼッタ・デッロ・スポルトによる両チームの先発予想はこちら。

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カナ表記にしたフォーメーション&マッチアップはこちら。

ACミラン(4-2-3-1):
アッビアーティ;アバーテ、ラミ、ボネーラ、デ・シーリョ;モントリーヴォ、デ・ヨング;本田圭佑、カカ、ロビーニョ;パッツィーニ
トリノ(3-5-2):
パデッリ;マクシモヴィッチ、グリク、モレッティ;ダルミアン、バシャ、ヴィヴェス、ファルネルド、マシエッロ;チェルチ、イモービレ
ACミランは、7勝7敗7分け勝点28で9位。勝点でラツィオと並んでいますが、得失点差で上にいます。先日のカリアリ戦、終盤までリードされながらも、バロテッリとパッツィーニのゴールで何とか逆転勝利。今シーズン、セリエAでは初めての連勝となりました。最近の5試合では、3勝2敗。少しは調子が上がってきたと考えていいのでしょうか。
ただ、カリアリ戦で同点ゴールを決めた後、バロテッリがカリアリサポーターの挑発に乗ってしまい、やってはいけないジェスチャーをやって、イエローカード。結果、このトリノ戦は出場停止となっています。カリアリサポーターの挑発は相当ヒドいものだったようで、その行動に対しても処罰があり、ゴール裏を閉鎖しての試合を行うことになるようです。だとしても、バロテッリはやっぱりミランの攻撃陣をリードする存在なわけで、こういうことをやられると困ります。本人にはもう少し自覚を持ってプレーして欲しいです。プレーで見返せばいいんですし。
というわけで、ワントップはパッツィーニ。これはこれで楽しみではあります。それ以外に中盤から前の変更はありません。
最終ラインでは右サイドバックにアバーテが先発として復帰し、デ・シーリョが左サイドバックに回るという予想。個人的にも、安定感を期待するのであれば、この方が良いと思います。最近、デ・シーリョの右からのクロスがすごく良かったので、少しもったいない気もするんですが。中央にはラミとボネーラ。先日のカリアリ戦、ラミはわりと安定したプレーぶりでした。ボネーラがちょっと心配ですが、彼もベテランなので、何とかしてくれると期待。
トリノは、8勝5敗8分け勝点32で6位。パルマ、ヴェローナと勝点で並んでいますが、得失点差で一番上に。最近の5試合では、3勝1敗1分け。まずまずの結果を残している感じ。
2トップのチェルチ、イモービレがここまでそれぞれ10ゴールずつをあげており、かなり恐ろしい存在となっています。イモービレは今シーズン前にジェノアからトリノに加入したんですが、チェルチとの相性はすごく良いだろうな、と思っていたんですが、ここまでキレイにハマるとは……。チェルチは10ゴールに加え、7アシストという結果も残しており、とにかく注意すべき存在です。直接マッチアップする機会の多そうなボネーラについては、間違いなくスピードという点で不利なので、デ・ヨングやデ・シーリョとの連携でしっかり守って欲しいです。
冬のマーケットでダンブロジオをインテルへ、ブリーギをサッスオーロへ放出。一方で、サッスオーロからクルティッチ、カターニアからタフツィディスを獲得。ダルミアンの放出を考えると、全体的な収支としてはややマイナスっぽい。ミランも狙っているという噂のあったダンブロジオですが、本当に良い選手なんですよねえ。欲しかったなあ……。
今シーズン第3節、トリノのホームで両チームが対戦した際には、トリノがダンブロジオとチェルチのゴールで2点をリードしながら、ミランがムンタリのゴールとバロテッリのPKで何とか追いついて、2-2という結果に終わっています。その時のチェルチのゴールは、典型的なカウンターからのもので、ミランとしてはこの試合も最も気を付けなければならない形でした。ああいうのはもう観たくありません……。
最後にこの試合のミランの招集メンバーを。
ACミラン:
GK:アッビアーティ、アメリア、ガブリエル
DF:アバーテ、ボネーラ、コンスタン、デ・シーリョ、メクセス、ラミ、ザッカルド
MF:クリスタンテ、エマヌエルソン、エッシェン、デ・ヨング、本田圭佑、カカ、モントリーヴォ、ムンタリ、サポナーラ、ターラブト
FW:パッツィーニ、ペターニャ、ロビーニョ
アッビアーティがメンバーに復帰。また、新加入のエッシェンとターラブトが早速メンバー入りしています。エッシェンは15番、ターラブトは23番を付けるとのこと。