ガゼッタによるこの試合の評点。

何人かの選手評の訳など、内容は、続きを読む、で。
両チームの評点。
【アトレティコ・マドリー】
シメオネ監督:7
クルトワ:6
ファンフラン:6
ミランダ:6
ゴディン:6
フェリペ・ルイス:6
ガビ:7
スアレス:7
コケ:7
アルダ・トゥラン:7
ラウール・ガルシア:7.5
ディエゴ・コスタ:8 Best of the Team
ソサ:6.5
ロドリゲス:評点なし
ジエゴ:評点なし
【ACミラン】
セードルフ監督:4
アッビアーティ:5
アバーテ:5
ラミ:4
ボネーラ:5
エマヌエルソン:5
デ・ヨング:5.5
エッシェン:4
ターラブト:5
ポーリ:5.5
カカ:6 Best of the Team
バロテッリ:4
ロビーニョ:5.5
パッツィーニ:5
ムンタリ:評点なし
一部の選手評の訳。
【アトレティコ・マドリー】
ディエゴ・コスタ:8 Best of the Team
冷徹。わずか2,3分でミランを凍りつかせ、ミランがプライドをかけて攻めている時には、その考え方を変え、チームメイトのために働くという大いなる寛大さも。前半の45分だけですでにバロテッリの1試合分を走り、マークが付いている状況でも1対1を制する。代表チームでも[先週のイタリア代表との試合で]初出場を果たしたが、その1週間後、イタリアのチームを相手に2ゴールでそれを祝う。
ラウール・ガルシア:7.5
1ゴールと豊富な運動量。アトレティコの全ての選手同様、ダイナミズムがあり、フィジカルコンディションも優れているようで、最近のシメオネのチームをみて、やや疲労感があり、良い状況ではないと感じていた人々にとっては驚きだった。しかし、ミランはレアル・マドリーではないし、バロテッリはクリスティアーノ・ロナウドでもないのだ。
【ACミラン】
カカ:6 Best of the Team
良いボールを素速くとらえ、ヘディングで決める。不安定で、実験的なシーズンという考え方に甘んじているところのあるチームに活を入れ続ける。まもなく32歳になるが、トップに立ちたいという願望は常に強く、他の選手よりもはるかに勝っている。また、本当に消えようとしているヨーロッパでのミランという鋭いイメージを残している。
ポーリ:5.5
彼は、シーズン序盤、彼の役割が、チームに十分なダイナミズムを与えるとともに、ペナルティエリア内に飛び出すことだと学んだ。その後、変化した部分もあるが、彼はその原理に突き動かされているようだった。しかし、レベルの上昇に伴って、彼の混乱は増大していった。
セードルフ監督:4
今回は良い点だけを取り上げてみよう。そのスタイルなのか? 前半のポゼッションなのか、カカの性格なのか? 良い点は、セードルフがミランは未来のために再構築をしているのだと語っていることだ。しかし、未来はやってくるのだろうか?
両チーム通じてのベストはディエゴ・コスタ。当然ですね。ブラジル代表だってセンターフォワードが固まっているわけではないのに、なぜ彼を確保しなかったんでしょうか。不思議。
ミランのベストはカカ。確かにゴールは決めたから、いいのかな。他は軒並み低い評価。ラミ、エッシェン、バロテッリが『4』。バロテッリについては、昨日は本当にダメでした。ずっとイライラしっぱなしで、ボールのさばき方も雑だし、運動量も少ないし、レフェリーへの意味のない抗議でイエローカードもらうし、もう散々。彼を先発させない勇気も必要なのかもしれないと思いました。
セードルフ監督に対しても『4』という厳しい評価。1-4という結果そのものよりも、チームにもたらしたものがなかった点を重視しての評価なんじゃないか、と。交代枠を有効に使えなかったことについては、経験がないんだから仕方ない面もあるとは思うけど、それならそれでチーム全体のモチベーションを上げるための策をとるとか、監督としてできることを全てやったとは思えないところが、一番問題かなあ。今シーズン終了まで、セードルフに任せるのは決まっているんだろうから、何とか打開策を見出して欲しいんですけどねえ…。