FC2ブログ

赤と黒の話とか

ACミランの話を中心に、サッカーの話題を書いていく予定。基本的には海外記事の内容を元に書いていくつもり。必要に応じて英語記事の翻訳も。

UEFAチャンピオンズリーグ 2013-14 ファイナル レアル・マドリー vs アトレティコ・マドリー レビュー

UEFAチャンピオンズリーグ 2013-14 ファイナル レアル・マドリー vs アトレティコ・マドリー レビュー

両チームの先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこんな感じ。

CL_2013-14_Final_Real_Madrid_vs_Atletico_Madrid_re.png

試合結果、試合内容は、続きを読む、で。


レアル・マドリー(4-3-3):
カシージャス;カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントラン(59' マルセロ);モドリッチ、ケディラ(59' イスコ)、ディ・マリア;ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド

アトレティコ・マドリー(4-4-2):
クルトワ;ファンフラン、ミランダ、ゴディン、フェリペ・ルイス(83' );ラウル・ガルシア(66' ソサ)、チアゴ、ガビ、コケ;ビジャ、ディエゴ・コスタ(9' アドリアン)

結果:レアル・マドリー 4 - 1 アトレティコ・マドリー

得点者:
レアル・マドリー90+3' セルヒオ・ラモス 110' ベイル 118' マルセロ 120+1' クリスティアーノ・ロナウド
アトレティコ・マドリー36' ゴディン '


今シーズンのチャンピオンズリーグ・ファイナルは、まさかのマドリード・ダービーにアトレティコ・マドリーの決勝進出も意外だったけど、個人的には、レアル・マドリーがバイエルン・ミュンヘンを準決勝で粉砕したのがもっと予想外でした。両チームの間にそこまでの差はないと思っていたので。あの2試合のマドリーは本当に鮮やかでした。

UEFAヨーロッパリーグのファイナルは、セビージャvsベンフィカというカードで、スコアレスドローの末にセビージャがPK戦で勝利。ファイナル進出4チーム中3チームがスペイン、さらにもう1チームもポルトガルで、イベリア半島がヨーロッパを席巻したシーズンとなりました。そういえば、今日のファイナルの会場もリスボンですね。

9分、アトレティコ・マドリーの交代、ディエゴ・コスタに代えてアドリアン。最初から90分プレーできる可能性は低かったけど、そんなにコンディションが悪かったのか。なら、ベンチに置いておいた方がよかったんじゃないかと思わなくも無いけど、シメオネにとってはそれでも起用したい存在だってことなんでしょうね。ワールドカップに向けて、ディエゴ・コスタのコンディションがちょっと心配。
こういう大きな大会のファイナルは、わりと凡戦になることも少なくないけど、戦い慣れているこの両チームにそういう気負いはないかな。ただ、負けたくないという意識の強さは、通常のファイナル以上かもしれません。両チーム、しっかり守備しているというのもあるんだけど、前半20分を過ぎた段階で、両チームを合わせても、シュート数はまだわずか1。しかも、ラウル・ガルシアが放った長いレンジからの枠外シュートのみ。マドリーはまだシュートゼロです。
今シーズン、アトレティコ・マドリーはリーガ・エスパニョーラ、レアル・マドリーはコパ・デル・レイをそれぞれ制覇。両チーム2冠がかかっています。
27分、アトレティコのコーナーキック後のマドリーのカウンター、左サイドからアレティのゴール前に抜け出したディ・マリアをラウル・ガルシアが後方からのタックルで倒し、イエローカード。そのラウル・ガルシアに詰め寄ったセルヒオ・ラモスにもイエローカード。彼は素晴らしい能力を持つ選手だと思うんですが、こういうところは変わりませんね…。なお、フリーキックはクリスティアーノ・ロナウドが直接狙ったものの、クルトワが正面でキャッチ。この試合両チームを通じて初めての枠内シュート。
32分、ベイルがスルスルとドリブルで中央突破、ペナルティエリア内に侵入したところで左足でシュートを放つも枠の左へ外れる。この試合最大の決定機でした。その直前、アレティもサイドからクロスでチャンスを作りかけたし、両チーム少しずつほぐれてきたかな。
36分、アトレティコ・マドリーの右コーナーキック、一旦は跳ね返されたボールをもう一度ヘッドでゴール前へ入れる、そのボールをゴディンがヘッド、このボールがループ気味にゴールに向かい、飛び出していたカシージャスが戻りきれずゴールイン、アトレティコ・マドリー先制。カシージャスというと、特に若い頃は、至近距離での反応には異常に強いものの、ハイボールの処理に難があるなんていう、若いGKにありがちな評価を受けることの多い選手でしたが、こんなところで、しかももう十分に経験を得た今、あんなミスをするとは本当に意外でした。
前半終了。アトレティコ・マドリーが1-0でリード。得点については幸運な部分が大きかったけど、アトレティコ・マドリーは本当に良い守備をしているなあと思います。後半、マドリーがどうやって崩しにいくのか、そこに注目。ただ、ベンチに攻撃の切り札みたいな選手はいないんですよねえ。攻撃的に、という点で言えば、イスコとマルセロを入れるとか?

後半開始。両チーム交代なし。
52分、アトレティコゴール前でのフリーキック、クリスティアーノ・ロナウドが蹴ったボールはクルトワが弾き出してコーナーへ。
56分、アドリアンが左からペナルティエリア内に侵入、ゴールライン際をゴールに迫るがカルバハルが懸命のタックルでコーナーに逃げる。
59分、レアル・マドリーの交代、ファビオ・コエントラン、ケディラに代えてマルセロ、イスコを投入。マドリーとしては、これくらいしか切るカードがないって感じもある。
61分、左サイドからセルヒオ・ラモスがクロスを上げる、クリスティアーノ・ロナウドが走りこんでヘッドにいくがわずかに及ばず、ファーポストのベンゼマも届かず。さすがに両チーム疲れもあるのか、徐々にスペースが生まれ始めたようにみえます。
66分、アトレティコ・マドリーの交代、ラウル・ガルシアに代えてソサ。
67分、モドリッチがドリブルでペナルティエリアに迫り、クリスティアーノ・ロナウドへパス、ロナウドがペナルティスポット付近のベンゼマにつなぎ、ベンゼマが落として、イスコがミドルレンジから狙うもシュートは枠の左へ外れる。
70分、左サイドからマルセロとディ・マリアが鮮やかなコンビネーションで突破、ディ・マリアがペナルティエリア内に進入するもラストパスは合わず。シュートでも良かったんじゃないかなあ。
72分、右からのソサのクロスにビジャが飛び込んでカシージャスと交錯。どちらもケガはなかったもののビジャにイエローカード。
73分、クリスティアーノ・ロナウドが落としたボールをベイルが左足で叩く、しかし、わずかに枠の右へ外れる。
78分、右サイドからベイルが抜け出し、ペナルティエリア内へ、自ら左足で狙うがまたしても枠の右へ。
79分、レアル・マドリーの交代、ベンゼマに代えてモラタ。
83分、アトレティコ・マドリーの交代、フェリペ・ルイスに代えてアルデルヴァイレルト。
84分、左サイドからディ・マリアが速いグラウンダーのクロス、誰も触れず、ファーポストに抜け、何とか追いついたカルバハルが折り返すもクルトワがキャッチ。
90+3分、レアル・マドリーの右コーナーキック、モドリッチが蹴ったボールにセルヒオ・ラモスがドンピシャのヘッドで合わせる、ゴール左隅に突き刺さりレアル・マドリー同点!まさか、こうなるとは。
セルヒオ・ラモスは本当にすごい存在になったなあ、と思います。最初はただの暴れん坊だったのに。前半のイエローカードに象徴されるように、不安定なところは今でもありますが。

後半終了。1-1のまま延長突入。両チームすでに交代枠は使いきっていますので、残り30分強、このままのメンバーで戦うことになります。

延長戦前半開始
クリスティアーノ・ロナウドをはじめ、足がつっている選手が続出。
どちらかと言えば、レアル・マドリーのペースで試合が進んだものの、シュートらしいシュートはロスタイムのコーナーキックからのヘディングシュートくらいで延長戦前半が終了。負けたくない気持ちが強いに決まってますもんね。

そういえば、レアル・マドリーのベンチにはジダンがいました。どっちが勝ってもいいけど、ジダンの笑顔がみられるのであれば、レアル・マドリーが勝った方がいいのかなあ。

延長戦後半開始
108分、モドリッチがドリブルからミドル、しかしやや力なくクルトワがキャッチ。
110分左サイドからディ・マリアがドリブル突破、ディフェンスを鮮やかにかわして、ペナルティエリア内に侵入、左足で狙ったシュートはクルトワがブロック、しかし、ファーポストに浮き上がったボールをベイルがヘッドで押し込みレアル・マドリー勝ち越し! スゲーよ、ベイル。身体は完全に右に流れていってたのに、強引に背筋力で枠内にもっていった感じ。ベイルはワールドカップ出場がない分、ここで完全燃焼できると思っていたんですが、これ以上ない場面でこれ以上ない結果を残しましたね。。
114分、アトレティコがマドリーのゴール前にロングボール、カシージャスが飛び出したもののまたしても触れず、こぼれ球をビジャが右足のボレーで狙うも枠内にはいかず。マルセロとディ・マリアに何か言われて苦笑いのカシージャス。
118分マルセロがスルスルとドリブルでゴールに迫る、なぜかプレスにいかないアトレティコの選手たち、どフリーのままペナルティエリア際にさしかかったところで左足のシュート、クルトワの下を抜けゴール、3-1に。さすがにちょっと心が切れたか。
120分、ペナルティエリア内に侵入したクリスティアーノ・ロナウドをゴディンが倒したとの判定で、レアル・マドリーにPK。リプレイでみると、引っ掛けたのはガビっぽかったけど。このPKをロナウド自らが決めて4-1
試合終了前なのに、なぜかピッチ内に入ってきたシメオネ。ヴァランに腹を立ててのことみたいだけど、だからってそんなことして何になる。良い監督なんだろうけど、やっぱりこの人好きにはなれない。

試合終了。終わってみれば、4-1というスコアでレアル・マドリーが勝利。マドリーは、これで10回めのチャンピオンズリーグ制覇。今、ウィキペディアのマドリーのページみたら、もう今シーズンの結果が加わってる。早い。

毎年恒例の、チャンピオンズリーグトロフィーに優勝チームの名前を彫り込む職人の手元が映る。

アトレティコ・マドリーもすごく良いサッカーをしていて、見応えのあるファイナルだったと思います。願わくば、やっぱりディエゴ・コスタもいる状態で観たかったとは思いますが、それも勝負運というものか。

トロフィーを掲げるのは、キャプテンであるカシージャス。この試合、彼にとってはあやうく苦い記憶になりそうなところでしたが、チーム全体に救われることに。でも、もちろん彼がチームを救った試合も数多くあるわけだから、何の問題もありません。

UEFA選定のMVPはベイルだったようですが、個人的にはセルヒオ・ラモスがとても良かったと思います。得点をあげた点ももちろんだけど、守備面で非常に安定していました。コンビを組んでいたヴァランも良かった。あとは、ディ・マリアかな。良い選手ですね、ディ・マリアも本当に。

今年はワールドカップがあるので、この後もサッカー界は賑わいますが、2013-14シーズンはこれでひと通り終わり。個人的には残念な点も多かったシーズンではありますが、今日のファイナルも含め、大いに楽しめました。来シーズンは、もう少し個人的な喜びの多いシーズンになりますように…。
スポンサーサイト



テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ

コメント

俺もセルヒオ・ラモスに一票!

  • 2014/05/25(日) 12:33:04 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ringhio08.blog.fc2.com/tb.php/1696-500f031a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)