http://www.football-italia.net/51252/balotelli-juventus-free
トゥットスポルトは、マリオ・バロテッリが投資集団によってACミランから買い取られ、ユヴェントスにレンタルされる可能性があると報じている。
ストライカーのバロテッリは、失敗に終わったワールドカップと彼に向けられた批判の数々を受け、自らの将来について再考している。
ACミランのバルバラ・ベルルスコーニ共同CEOは、バロテッリが「替えのきかない存在ではない」と宣言し、彼がこの夏にミランを退団するという報道に拍車をかけている。
トゥットスポルトによると、その回答は、南米ではよく用いられている手段であるが、イタリアサッカー界にとっては革命的な戦術となる可能性があるという。
それは、代理人のミノ・ライオラが、投資集団の支援を得て、バロテッリの契約を買い取り、その後彼をユヴェントスにレンタルするという方法だ。
この方法で、彼が成長し、自らの価値を高めることを期待しているようだ。
トゥットスポルトは、金曜、ライオラがすでに、ユヴェントスのディレクターである、ベッペ・マロッタ、ファビオ・パラティチとミラノで会談を行ったと報じている。
しかし、同紙はまた、アントニオ・コンテ監督は、バロテッリがハードワークを信条とする彼のチーム倫理にフィットしないと考えており、この考えに乗り気ではないとも報じている。
イタリア代表の「大御所」、中でも、バロテッリがユヴェントスのロッカールームによくない態度を持ち込むことを望まない、ジジ・ブッフォンについても、問題が生じる可能性がある。
バロテッリの移籍について、ずいぶんとトリッキーな話が出てきました。最近、南米、中でもブラジルでは、スポーツ専門の投資集団が選手の保有権を買い取り、肖像権など様々な方法で利益を得るという形が増えてきているらしいです。ミノ・ライオラもブラジルの主要な投資集団に一枚噛んでいるようで、イタリアにその方式を持ち込もうという気なのかもしれません。もっと言えば、イタリアを足がかりにヨーロッパにその方式を持ち込みたいのかも。ライオラならそのくらいのことは考えかねない。でも、正直なところ、ユヴェントスがバロテッリを受け入れるとは思えないなあ…。メリット・デメリットを比較した時に、バロテッリが持ち込みかねない軋轢によるデメリットの方が大きいような気がするし。