今日のガゼッタ・デッロ・スポルトによる両チームの先発予想はこちら。

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カナ表記にしたフォーメーション&マッチアップはこちら。

ACミラン(4-3-3):
アッビアーティ;アバーテ、アレックス、ラミ、デ・シーリョ;ポーリ、デ・ヨング、ボナヴェントゥラ;本田圭佑、フェルナンド・トーレス、メネズ
キエーヴォ(4-3-3):
バルディ;フレイ、ダイネッリ、ツェサル、ビラーギ;ラドヴァノヴィッチ、コフィー、ヘテマイ;ビルサ、パロスキ、ラザレヴィッチ
ACミランは2勝1敗2分け勝点8でインテル、ヴェローナと並んで5位タイ。11得点はインテルと並びリーグトップだけど、9失点は下から数えた方が早い成績。無失点で終えた試合がないというのは、本当にマズイ。前節も昇格組のチェゼーナに先制ゴールを許し、本田のセットプレーからのラミのヘッドで同点には追いついたものの、勝ち切れず。インターナショナルブレイク前の試合ということで、ここはスッキリ勝っておきたい。
前節、サパタが退場になったため、今節は出場停止。よって、今回はアレックスとラミというセンターバックコンビに。インザーギ監督としても、センターバックの最高の組み合わせを模索しているところだと思うので、これがケガの功名ということになってくれれば嬉しい。
メネズが、左膝の腱に炎症を起こし、出場も危ぶまれるという事態。その点をふまえ、昨日のガゼッタでは、エル・シャーラウィを左に入れる3トップという予想でした。しかし、プレスカンファレンスでのピッポのコメントを受け、今日の予想では、やっぱりメネズ先発での3トップで、中盤には、ムンタリに代えてボナヴェントゥラを入れるという予想に。攻撃の際には、ボナヴェントゥラがやや上がり、4-2-3-1に近くなるような形をイメージしているようです。エンポリ戦の後半のイメージなんだと思います。ただ、メネズのコンディション次第では、エル・シャーラウィが先発する可能性もあるようです。
キエーヴォは、1勝3敗1分け勝点4で、アタランタ、カリアリと並んで14位タイ。5得点7失点という数字を残しています。前節のエンポリ戦でのドローを除き、勝ちにせよ負けにせよ、最小得失点差での決着となっています。
今シーズンはわりと夏の移籍市場での動きが激しく、アガッツィ(→ミラン)、ルカ・リゴーニ(→パレルモ)、テレオー(→ウディネーゼ)と昨シーズン主力としてプレーしていた選手を放出。
一方で、バルディ(←インテル)、ビラーギ(←インテル)、コフィー(←ジェノア)、イスコ(←カターニア)、ボッタ(←インテル)、ビルサ(←ミラン)、マキシ・ロペス(←カターニア)、メッジョリーニ(←トリノ)、スケロット(←インテル)など、大幅な補強を敢行。インテルから移籍してきた4人については、全てレンタル。特に、22歳のバルディ、21歳のビラーギ、24歳のボッタについては経験を積ませるという意味合いが強そう。実際、バルディとビラーギについては、ここまでの5試合全てに先発として出場しており、良い経験を積んでいるようです。
昨シーズンまでFWの主力だったテレオーが移籍したこともあり、前線はフレッシュに。それでもエースがミラン出身のパロスキである状況に変わりはなく、今シーズンも2ゴール。ミランとしては、サイドを広く使う攻撃に警戒しつつ、やはりパロスキに要注意。
ここまでにあげた1勝は、アウェーでのナポリ戦のもの。マキシ・ロペスのゴールにより、1-0で勝利しています。ナポリにだけ勝っているっていうのも何だか怖いし、マキシ・ロペス、ビルサ、パロスキとミランに対して特別な思いがあるであろう選手たちの多い攻撃陣は意外とイヤかも。
前述の通り、ミランとしてはインターナショナルウィーク前の必ず勝っておきたい試合。今節は、ユヴェントスとローマの直接対決があるので、必ずどちらか一方、もしくは両方が勝点を失います。上位に食らいついていくためにも、ここは本当に勝って欲しい。
最後にこの試合のミランの招集メンバーを。
ACミラン:
GK:アッビアーティ、アガッツィ、ゴリ
DF:アバーテ、アルベルタッツィ、アレックス、アルメロ、ボネーラ、デ・シーリョ、メクセス、ラミ、ザッカルド
MF:エッシェン、デ・ヨング、ムンタリ、ポーリ
FW:ボナヴェントゥラ、エル・シャーラウィ、本田圭佑、メネズ、ニアン、パッツィーニ、フェルナンド・トーレス
結局、メンバー入りしたメネズ。無理はしない方がいいと思うけどなあ…。