赤と黒の話とか

ACミランの話を中心に、サッカーの話題を書いていく予定。基本的には海外記事の内容を元に書いていくつもり。必要に応じて英語記事の翻訳も。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ACミランのインザーギ監督インタビュー on ガゼッタ・デッロ・スポルトの訳

ACミランのインザーギ監督インタビュー on ガゼッタ・デッロ・スポルトの訳

昨日、2014年10月12日付けのガゼッタ・デッロ・スポルトに、ピッポ・インザーギ監督のインタビュー記事が。

gazzetta_snapshot_20141013_1.jpg

ちなみに、一面はこんな感じ。

gazzetta_snapshot_20141013_2.jpg

やっぱり絵になるなあ…。

インタビューの部分を訳してみました。内容は、続きを読む、で。


インザーギ、監督就任が決定した日のアルコーレでの夕食についてどんなものだったか覚えていますか?
「5月31日のことだった。その夜の会長の言葉に僕は大いに感銘を受けたんだ。それまでにも、彼のことは既に知っていたが、アルコーレでの言葉で、それが全て真実だったんだと分かったよ…。う~ん、本当に素晴らしかったね。僕たちはイタリア代表の試合をテレビで観ながら食事をしていた。よく覚えているよ。モントリーヴォがケガをした試合だったからね。」


「事実だよ。けど、実際には、アッリエーヴィやプリマヴェーラで監督をしていた時にもあまり眠れなかったし、今でもそうだ。僕は完全にプロとして生活している。ユース部門で監督をしていた時と全く同じように、今でも試合に向かっているよ。選手としてプレーしていた時の方が単純だったね…。今は、情熱にしたがって、選択について公平であり、個人よりもグループを重視するようにしている。」

かつてはストライカーという役割から自然と少し個人主義的だったと思います。考え方を変えるのは難しかったですか?
「いいや、僕は選手としても何よりもチームの利益を優先していたからね。グループは常に個人に優先する。全員から愛されることは不可能だ。正しくあることが評価されればいいと思っている。感情に基づいた選択はしない。」

息を抜くのはどんな時ですか?
「全くない。朝ミラネッロに着いて、夜家に帰る。スタッフと大いにコミュニケーションをとっているよ。彼らの専門知識と情熱には感謝している。週のはじめに終わったばかりの試合を観て、次の試合への準備を始める。幸運なのは、ミラネッロが素晴らしいところだということだ。僕は実質的にここで生活しているからね。」

最初の[数ヶ月に関する]評価はどんなものですか?
「素晴らしく、ワクワクする、密度の濃い日々だった。僕に多くのものを与えてきてくれている組織で素晴らしい仕事をしている。ファンは僕に近い存在でいてくれる。ファンや会長に、多くの満足を与えたいと思っている。幸運にも、とても一生懸命に仕事をしてくれる、健全なグループをみることができている。間もなく、自分に対する自信もついてくるだろう。それを蓄積し、うまくやっていくためにはそれなりの時間がかかるものだ。」

誇りに思っていることと、二度と繰り返したくない失敗は何かありますか?
「僕のミランのアイデンティティについては、誇りに思っている。それは決して諦めないということだ。僕たちより強い相手と対戦することはあっても、僕たちよりも強く勝ちたいと願っているチームと対戦することはないだろう。失敗? 夏のフレンドリーマッチのプログラムについては、僕たちは準備ができていなかったにもかかわらず、強いチームに挑戦しなければならなかった。士気に影響をおよぼすリスクは高かったが、選手たちはしっかり対応してくれた。」

ファンに愛されているからという理由で、監督としてだけでなく、避雷針的な役割で監督にされたと考えられていますが?
「僕のファンとの関係は特別なものだが、僕の知識を理由に選んで欲しいものだね。それでも、みんなの愛情は、毎試合の正しい態度を通じて勝ち取っていかねばならない。」

全てのチーム関係者に対する感情は、切っても切り離せないほど重要なものです。
「僕と、シルヴィオ・ベルルスコーニ、バルバラ・ベルルスコーニ、そしてアドリアーノ・ガッリアーニとは、目的という点で大いに連帯している。エンポリ戦とチェゼーナ戦でのドローの後、会長がプレーと気持ちの両面でチームを激励しに来てくれた。全員にとって、非常に重要なサインだよ。」

あまり金をかけなくても戦うことはできますか?
「クラブが困難な時期を経験していることは理解しているが、それは刺激にもなるし、僕はクラブを助けるための仕事をすることができる。自分の愛するクラブを指揮することができている点で、僕は幸運だ。ミランを通常のレベルに戻すために、静かに仕事をする時間が欲しいと思っている。僕は野心を持っているし、すぐにトップに戻るだろう。」

あなたのサッカーに関する考え方はどのようなものですか? 特定の試合でのミランのチーム構成をみても、それを理解するのは難しいのですが。
「失点の少ない、バランスの良いチームを作りたいと思っている。そうでなければ、偉大なチームにはなれない。しかし、僕は攻撃的なサッカーが好きだ。今のところ、僕たちはセリエAで最も優れた攻撃陣を持っており、それについてはハッピーだと思っている。最終ラインでは、センターバック陣のコンディションが万全になれば守備面も向上するだろう。」

あなたのサッカー観を体現しているヨーロッパのチームはどこですか?
「レアル・マドリーだ。カルロ・アンチェロッティが指揮しているからというだけじゃないよ。彼らは、攻撃時には4-3-3になり、守備時には、4-4-2もしくは4-2-3-1になることが多い。ふたつのシステムを持っていることはアドバンテージになる。監督は変更のきかない考え方ではなく、使えるメンバーに対処するような考え方を持つべきだ。」

ミランは、センターフォワード無しの方が良いプレーをしているようですが?
「その意見には賛成できない。メネズもフォワードであり、彼流にセンターフォワードとしてプレーしているんだ。フェルナンド・トーレス、メネズ、パッツィーニがその力を最大限に発揮できる、理想的な条件になるように、バランスをとるのは僕の役目だよ。」

6節というのは、このことについて考えるのに十分な時間です。ミランは、3,4,5位、もしくはそれ以下のどこにふさわしいでしょうか?
ミランはヨーロッパの大会に出場する。ミランがヨーロッパの大会に出場できないままではいられないからね。だから、僕たちは、まず昨年の結果を上回り、その後、ヨーロッパの大会への出場権を獲得せねばならない。どうなるかは、その時になってみないと分からない。その後、僕たちは新たな資金を投入することになるだろう。今のところは、僕たちは向上すべき点がたくさんあることを理解しているのに満足しているよ。」

コッパ・イタリアが今シーズンの第一目的になるでしょうか、それともビッグクラブがいつもやるように、軽視するのでしょうか?
「軽視する? 今年に関しては、コッパ・イタリアが僕たちにとってのチャンピオンズリーグだ。その点については、明確にしておくべきだ。トロフィーを勝ち取ることは常に重要であり、今回は今までになくそうだと言える。」

インザーギのケアで、最も利益を得ている選手は、本田とアバーテのようですが?
「それについては彼らに聞いてみないとね。ここまでのところ、彼らが今受けている賛辞に値するのは確かだ。真剣に練習し、チームへの愛着を示している。本田圭佑に関しては否定的な意見もあったが、練習と試合を通じ、僕は彼に敬意を払うようになった。またメネズに関しても噂は聞いており、少し話をしたいと申し出たが、ミランに加入し、人々やフランス代表からの評価を取り戻したいと熱望していることはすぐに分かった。他の名前をあげるならば、エル・シャーラウィについても、僕は人として、そしてサッカー選手として敬意を払っている。僕が4-3-3を選択したのは彼のためなんだ…。いつでも彼をピッチに送り出したいが、僕は、ミランにとって何が最善であるかを考えなければならない。キエーヴォ戦でみせたようなスピリットを持って、常にプレーするならば、ベンチにいることは減るだろう。先発を選ぶのが僕にとって非常に難しいことがあるのは、良い兆しだよ。」

3年を経て、デル・ピエロが選手としての新たな冒険を始めようとしています。
「グランデ・アレ! 彼は素晴らしい情熱を持っている。僕と同じようにね。彼はボールのために生きているんだ。彼のインドでの経験に幸運が訪れることを祈っているよ。正直に言って、現役を引退する時は悲しかったからね…。」

そうではないかと思っていました。チームのウォーミングアップ時にフィールド上にいる監督はあなただけではありませんか…?
「僕だけじゃないと思う。けど、僕がそれをやっているのは、試合の雰囲気を間近で感じ、選手たちがウォーミングアップをしているのをみるのが好きだからだ。そうだな、想像しやすいようにいうなら、空を飛んでいる気分だよ。はっきりさせておこう。僕はたとえブーイングに迎えられたとしても、ウォーミングアップの時にはピッチに出るよ。」


やっぱりマジメだなあ、というのが第一印象。ピッポはとにかくストイックな人で、おそらく選手にもそのストイックさを求めてるんだろうと思うけど、選手たちもちゃんとその気持ちについて行ってるんでしょうね。そういう意味で、そもそもバロテッリがピッポの下でやるのは難しかったのかもなあ…。
スポンサーサイト

テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ

コメント

選手たちがストイックなピッポにちゃんとついていってるのは、
彼がモチベーターとしても優秀だからでしょう
会見やインタビューなどを見ても選手たちのモチベーションを高めるような言葉が随所に見られますね

  • 2014/10/13(月) 17:08:59 |
  • URL |
  • 名無しの壺さん #-
  • [ 編集 ]

翻訳乙です

  • 2014/10/13(月) 19:47:31 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ringhio08.blog.fc2.com/tb.php/1851-aeb2c4ca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。