今日のガゼッタ・デッロ・スポルトによる両チームの先発予想はこちら。

前半戦の同カード、第4節のプレビュー、レビュー、ガゼッタによる評価。
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カナ表記にしたフォーメーション&マッチアップはこちら。

ACミラン(4-4-2):
ディエゴ・ロペス;ザッカルド、ラミ、パレッタ、アントネッリ;本田圭佑、ポーリ、デ・ヨング、ボナヴェントゥラ;デストロ、メネズ
エンポリ(4-3-1-2):
セペ;ヒサイ、トネッリ、ルガーニ、マリオ・ルイ;ベシーノ、ヴァルディフィオーリ、クローチェ;ヴェルディ;プッチャレッリ、マッカローネ
前節、ユヴェントスに完敗したミラン。今節は、昇格組エンポリとの対戦。確か、シーズン前半戦の同カードのプレビューでも同じようなことを書いたような…。
ACミランは、7勝7敗8分け勝点29で、サッスオーロ、インテルと並び10位タイ。前節は、ユヴェントスに対して、わりとしっかりしたゲームプランで臨んで守備面ではまずまずうまく行っていたものの、ミスから失点。一度は同点に追いつくが、結局地力の違いをまざまざとみせつけられるような展開で、終わってみれば、1-3で完敗。テベス恐るべし。
今節は、前節出場停止だったデストロが帰ってきて、4-4-2で戦うとの予想。実質的には、メネズが自由に動いて、4-2-3-1に近い形になるものと思われます。前節、前半途中で交代したメネズですが、発熱による体調不良だったらしく、今節の出場には何の問題もないようです。
前節、パッツィーニがわりと長めにプレーしている時に、あまり良いクロスが入らず、みていて何だかイラ立つところがありました。ラミが途中交代で右サイドバックに入ってからは、意識的に速いアーリークロスを入れているのが目につき、ストライカーを活かすなら、もっとああいうのが多くてもいいのになあ、と思いました。
前節ミランでのデビューを果たしたアントネッリとパレッタ。アントネッリはいきなりのゴールも決めたし、さすがの存在感でした。やっぱり、左利きの左サイドバックはいいな、と。パレッタについては、ややスピード不足を感じる場面もあったものの、全体としてみればまずまず。ということで、今節も引き続き先発という予想です。
エンポリは、4勝7敗11分け勝点23で、アタランタと並び15位タイ。21得点はリーグワーストに近いものの、失点は26で、ミランの29よりも少ない数字。それが11という極めて多い引き分けにつながっています。
チーム内得点王は、35歳のベテラン、マッカローネと、なぜかセンターバックのトネッリが、4ゴールずつ。また、23歳のFW、プッチャレッリも3ゴールをあげています。トネッリとプッチャレッリは、第4節のミラン戦でもゴールをあげており、特にセットプレーには要注意。ユヴェントス戦でもセットプレーでやられたしなあ…。
冬のマーケットでは、ミランからのレンタルで、サポナーラを補強。ミラン戦に出場できないというような条件があるのかどうかは分かりませんが、現在負傷中のため、この試合には出場できません。
第4節は、エンポリが2点を先行した後に、フェルナンド・トーレスと本田圭佑のゴールでミランが追いついて、2-2のドローに終わっています。ミランとしては、とにかく落ち着いて戦って欲しいです。試合展開にかかわらず、突然チーム全体がバタバタする時間帯が必ずあるんですよねえ…。
最後にこの試合のミランの招集メンバーを。
ACミラン:
GK:アッビアーティ、ゴリ、ディエゴ・ロペス
DF:アントネッリ、アレックス、ボッケッティ、パレッタ、ラミ、ザッカルド
MF:デ・ヨング、エッシェン、フェリチオーリ、マスタッリ、ポーリ、スソ、ファン・ヒンケル
FW:ボナヴェントゥラ、チェルチ、デストロ、ディ・モルフェッタ、本田圭佑、メネズ、パッツィーニ
デ・ヨングが負傷から復帰。それでも、ケガ人は相変わらず多く、エル・シャーラウィ、デ・シーリョ、アバーテ、サパタ、モントリーヴォ、アガッツィ、アルメロに加え、ムンタリも負傷。そんなわけで、今節もプリマヴェーラから数名メンバー入り。19歳のマスタッリは、下り目のミッドフィールダーで、プリマヴェーラのキャプテンでもあります。フェリチオーリは、17歳で左利きのサイドハーフ。ディ・モルフェッタは、右ウィングを主戦場とする選手です。