ワールドカップ予選、マルタ戦後のリッカルド・モントリーヴォのインタビュー。
バロテッリのこと、代表全体のことなど、なかなか面白いです。
ちょいと長めなので、内容は、続き読む、で。
http://www.football-italia.net/32344/montolivo-balotellis-star
リッカルド・モントリーヴォは、マリオ・バロテッリの調子の良さを称賛し、ジジ・ブッフォンに感謝し、そして、なぜACミランとユヴェントスがアッズーリを席巻しているかを説明した。
バロテッリは、2-0で勝利したワールドカップ予選、マルタ戦で、PKを決め、2点目をもあげた。
クラブでも代表でもバロテッリのチームメイトであるモントリーヴォはこのように語っている。
「僕たちは中央から攻めていこうとしていたけど、それが間違いだった。マルタはそこで僕たちを待ち構えていたからね。マルタは、中央に密集してたから、スペースをみつけるのも大変だったんだ。」
「幸運なことに、僕たちの攻撃陣の中にはスーパースターがいて、彼が問題を解決してくれたんだ。」
「マリオは、彼自身の能力を完全に理解できるようになっていて挑発という罠に陥らないことを学んだんだと思う。ミランでも素晴らしいインパクトを残しているし、彼がこのままいってくれることを期待してるよ。」
「彼はフィールド中の色んな場面でプレーに関わって、チームを助けてくれている。ブラジル戦でもそうだったように、サイドで頑張って、ボールをキープしてくれるから、彼が僕たちにとっての起点になっているんだ。」
「バロテッリはセンターフォワードで、攻撃を引っ張る存在でもある。彼に出すボールがあまり良くなくても、すごく身体能力が高いから、ディフェンダーをおさえこんで、スペースを作り出すことができる。現時点で、彼は完璧なプレーヤーだよ。」
ステファン・エル・シャーラウィは、バロテッリの加入以来、彼の得点感覚を失っているように見えるが、モントリーヴォは当たり前のことだと考えている。
「ステファンはここまで素晴らしいシーズンを送ってきていると思う。そのテンポがずっと続かないというのは当然のことだし、マリオだって、いずれはそのペースが落ちることはありうる。今、彼にはフィジカル面でのつけが回ってきているんだと思う。チームのためにものすごく一生懸命にプレーし、自分を犠牲にしているからね。」
「ステファンは、3トップの左サイドでプレーするのが好きなんだ。それがミランでの役割だから。だけど、イタリアでも同じことができる可能性はあるし、イタリアにとっても、試合中でも実行できる別のオプションを持っておくのは重要なことだ。」
モントリーヴォは、中盤でミスをし、そのミスがマルタのPKにつながった。しかし、ミフスドのPKをブッフォンがセーブした。
「ブッフォンは本当に僕たちを、そして僕を、奇跡的なセーブで救ってくれたよ。」
今夜のマルタ戦の先発メンバーは、ユヴェントスの選手が6人、ミランの選手が5人という構成だった。
「この2チームが地元出身のタレントに焦点を当てていることを示すもので、セリエAや代表チームにとって、良い兆しだと思う。」
お金が以前ほど使えなくなった影響は大きいんでしょうが、イタリアのクラブでイタリア人が活躍するという、ある意味当然の姿が最近は増えてきていて、個人的には嬉しいです。今後も変なお金の使い方をせずに、若い世代に投資していけるといいなあと思います。そこから、デ・シーリョも出てきたわけですしね。