FC2ブログ

赤と黒の話とか

ACミランの話を中心に、サッカーの話題を書いていく予定。基本的には海外記事の内容を元に書いていくつもり。必要に応じて英語記事の翻訳も。

UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13 セミファイナル ボルシア・ドルトムント vs レアル・マドリー ファーストレグ レビュー

UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13 セミファイナル
ボルシア・ドルトムント vs レアル・マドリー ファーストレグ レビュー


両チームの先発メンバー、フォーメーション&マッチアップはこちら。

CL_Dortmund_vs_Real_Madrid.png

試合内容、海外メディアによる選手評の抄訳は、続きを読む、で。


ボルシア・ドルトムント(4-2-3-1):
ヴァイデンフェラー;ピシュチェク(83' グロスクロイツ)、スボティッチ、フンメルス、シュメルツァー;ベンダー、ギュンドアン(90+1' シーバー);ブワシュチコフスキ(82' ケール)、ゲッツェ、ロイス;レヴァンドフスキ

レアル・マドリー(4-2-3-1):
D・ロペス;S・ラモス、ぺぺ、ヴァラン、コエントラン;ケディラ、アロンソ(80' カカ);エジル、モドリッチ(72' ディ・マリア)、C・ロナウド;イグアイン(69' ベンゼマ)

ボルシア・ドルトムントがこの大会で準決勝まで勝ち上がったのは、優勝した1996-97シーズン以来。あの時の決勝はインパクトがあったなあ。マティアス・ザマー、カールハインツ・リードレ、ステファン・シャプイサ、ラース・リッケンなど、魅力的な選手のいるチームでした。アンドレアス・メラーもいたし。

ドルトムントとマドリーは、今シーズンのグループリーグでも対戦、ドルトムントが1勝1分けと勝ち越しています。マリオ・ゲッツェのバイエルンへの移籍が発表され、ドルトムントにとってはダメージもあると思いますが、面白い試合を期待しています。

7分、ロイスが自陣からの素晴らしいドリブルで一気にマドリーのゴール前まで、ディフェンスをかわしながら、右足でシュート、D・ロペスが右手でセーブ。こぼれ球をレヴァンドフスキが拾うが角度がなく、ややコントロールに手間取り、シュートはディフェンスにブロックされる。
8分、左サイドからのドルトムントの攻撃、ゲッツェがあげたクロスに対して、レヴァンドフスキが身体を投げ出しながら右足でとらえる、右隅に決まってドルトムント先制!! 鮮やかなゴールでした。レヴァンドフスキのマーカーはぺぺだったんですが、レヴァンドフスキの動きについていけず。ストライカーらしい素晴らしい動き出し、やっぱり良い選手ですねえ、レヴァンドフスキ。スペインメディアの報道によると、彼もバイエルンへの移籍が内定しているとか。正直、まだ信ぴょう性の程度は低い情報ですが。
ドルトムントの強烈なプレス。特にC・ロナウド、エジル、モドリッチあたりの2列目の選手に入った時のプレスは徹底しています。それでも回せるマドリーもすごいなと思いますが。
24分、C・ロナウドが27mほどのフリーキックを直接狙う、壁の上を越え、枠をとらえたもののヴァイデンフェラーが両手を使ってしっかりブロック。マドリーの方は、この試合はじめてのシュート。
33分、レヴァンドフスキとゲッツェだけで、マドリーのディフェンスを崩していく、シュートまではいかなかったものの、恐ろしいコンビですね、この二人は。
42分、左サイドからロイスがドリブルで突破、ペナルティエリア内に入ったところで倒されたようにもみえたがノーホイッスル。リプレイをみるかぎり、ノーファールだと思います。
43分、右サイドのスペースに出たボールの処理をフンメルスがミス、イグアインが拾って抜け出す。ヴァイデンフェラーが飛び出すが、イグアインが逆サイドに走りこんできたC・ロナウドに出して、ロナウドが冷静に空いたゴールに流しこむ。マドリー同点! その前のロイスのプレーがあっただけにドルトムントとしては、極めて痛い失点。ちょっと集中力を欠いたところも。
D・ロペスの獲得はマドリーにとって、ヒットでしたねえ。マンチェスター・ユナイテッドとの試合でもものすごかったし、安定感もありますし。

前半終了。1-1の同点。マドリーとしては、アウェーゴールもとったし、このままでもOK。ドルトムントとしてはほぼゲームプラン通りだっただけに、悔やまれる失点でした。点を取りにいかなければならなくなりましたが、どんな手を打つでしょうか。FWの切り札みたいな存在はいないですからね…。

後半開始。両チーム交代なし。
50分、右サイドからのドルトムントの攻撃、ブワシュチコフスキがしかけて、こぼれたボールをロイスがダイレクトでゴール前に送る、そこにいたレヴァンドフスキが素速く反転して右隅にしっかり決める。マドリーの選手たちは全員、オフサイドだと思って、反応していなかったんですが、結果ゴールが認められ、ドルトムント勝ち越し。リプレイをみると、はっきりとオンサイドでした。セルフジャッジがいかに危険かという好例ですね。あと、レヴァンドフスキのストライカーとしての感覚が恐ろしいことをあらためて実感しました。反転→シュートの流れが異常にスムーズ
55分、ドルトムント追加点!! またしてもレヴァンドフスキ!!! ハットトリック!!! 今度は左からシュメルツァーがゴール前に速いボール、ディフェンスに当たりながらレヴァンドフスキにこぼれてきたボール、ディフェンスに厳しいマークを受けながらも右に少し持ちだして、シュート、右上隅に決まる! すごいな、レヴァンドフスキ。バイエルン・ミュンヘン移籍にすでに合意しているという報道もありますが、それが事実でなければ、色んなクラブの間で激烈な争奪戦が起こりそうな気がします。リプレイでみると、右にボールを動かす時に、細かい引き技とか使ってるんですね。本当に素晴らしい。
62分、ギュンドアンがドリブルで華麗にディフェンスをかわして、左足でシュート、右上隅の良いコースにいっていたものの、D・ロペスがギリギリでセーブ。今のはロペスを褒めるべき。
66分、右サイドのゲッツェからペナルティエリア内のロイスへ、ロイスが受けたところをアロンソが後ろからのチャージで倒してしまいPK。これは文句のつけようがない。このPKをレヴァンドフスキが決めて4-1!! レヴァンドフスキ、4点目。いやー、恐ろしい。クロップ監督は、PKを見ないタイプの人なんですね。スタンドの方をみてました。
69分、マドリーの交代、イグアインに代えてベンゼマ。バランスは変えないんですね。
72分、マドリーの交代、モドリッチに代えてディ・マリア。
76分、ケディラがディフェンスラインの裏に抜け出すが、ややスペースが狭く角度もなかったため、飛び出してきたヴァイデンフェラーにブロックされる。
78分、レヴァンドフスキが今度はペナルティエリア外からの右足で巻いていくようなミドルシュート、D・ロペスが懸命に身体を伸ばしてセーブ、コーナーキックへ。もう何でもありですね。
80分、マドリーの交代、アロンソに代えてカカ。マドリーが1点返して4-2になると、逆転も十分みえてきますし、まだまだ諦めるような状況じゃないはずです。
82分、ドルトムントの交代、ブワシュチコフスキに代えてケール。連続でピシュチェクに代えてグロスクロイツ。ピシュチェク、疲れた顔してたなあ。
89分、マドリーがドルトムントゴール前で素速いパス回し、カカからパスを受けたケディラがダイレクトでゴール前にスルーパス、反応したC・ロナウドがスライディングでシュートにいくが、飛び出したヴァイデンフェラーがブロック。
90+1分、ドルトムントの交代、ギュンドアンに代えてシーバー。ここでFW入れるんだ。
90+3分、コーナーキックからのこぼれ球をヴァランが左足で狙うが、枠の左へ外れる。

試合終了、4-1でドルトムント完勝!! 4-0で負けたバルセロナに比べれば、まだマドリーにも可能性があるかもしれませんが、今日の試合内容を考えると、現実的にはかなり厳しい差と言えそうです。ドイツ勢同士のチャンピオンズリーグファイナルが現実味を帯びてきました。実現すれば、史上初ということになります。

それにしても、このスタジアムは素晴らしいですねえ。昔から一度は行ってみたいスタジアムのひとつです。ズィグナル・イドゥナ・パルクという名前にはいまだに馴染めませんが。


Goal.com インターナショナル版による何人かの選手評の訳。
http://www.goal.com/en/match/106422/borussia-dortmund-vs-real-madrid-cf/player-ratings

ボルシア・ドルトムント
レヴァンドフスキ:5(5点満点) Man of the Match
得点をあげるという点において、真に傑出したパフォーマンスをみせた。試合開始からわずか7分で得点をあげ、ドルトムントにとっては完璧なスタートとなった。試合を通じて、ペナルティボックス内で脅威となり、後輩開始直後、恐るべき捕食者の本性むき出しのフィニッシュで2点目をあげた。素晴らしいコントロールから、ネットを揺らした3点目は、今晩のベストゴールだった。ペナルティキックで4点目をあげたのは、必然だった。

ゲッツェ:4
彼が夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍することが火曜に発表されたが、この試合における彼のパフォーマンスはいささかも衰えることがなかった。レヴァンドフスキの先制ゴールにつながる素晴らしいクロスを供給した。試合を通じて、素晴らしい出来だった。


レアル・マドリー
ぺぺ:1.5 Flop of the Match
レヴァンドフスキとの争いに忙殺されるあまり、ポーランド代表でもあるレヴァンドフスキが身体を伸ばして先制ゴールを決めたシーンでは、彼をしっかりとマークすることができなかった。ストライカーのレヴァンドフスキの脅威をおさえこむことが全くできず、彼が3点目を叩きだした場面でもかわされてしまった。

エジル:1.5
ドイツへの帰還で、彼は良い印象を残したかっただろうが、試合へ彼がもたらした影響は、ごくごくわずかなものにすぎなかった。勤勉なドルトムントの中盤によって無効化され、後半には警告も受けた。


レヴァンドフスキは当然満点。よく利用するWhoScored.comでのレヴァンドフスキの評点もフルマークの10点です。完全に納得。リプレイでみると、特に3点目はすごい。

今インタビュー映像が流れてたけど、クロップもスボティッチも、キレイな英語を使うなあ。特にスボティッチの英語のキレイさにビックリ

ガゼッタ・デッロ・スポルトでも評点が出ると思いますので、記事にしようと思います。
スポンサーサイト



テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ

コメント

ズボティッチはアメリカ育ちでアメリカ国籍も持ってるはず。

  • 2013/04/25(木) 07:15:43 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

前回の対戦時はマドリーにも勝つチャンスはまだあったけど、この試合はドルトムントが圧倒してました…全ての選手がスペースを上手く使いボールを支配し、奪われると速いプレスをかける。そしてなんといっても前線の半端ない決定力。
決勝はバイエルンVSドルトムントになるのかなぁ?ドルトムントVSバルサも見たい…

  • 2013/04/25(木) 12:09:39 |
  • URL |
  • ピー #-
  • [ 編集 ]

ドルトムントに優勝してもらってビッグクラブに名を連ねて欲しい。
もう育成クラブ扱いされるのはたくさんやで。

  • 2013/04/25(木) 16:33:51 |
  • URL |
  • オシラ774 #-
  • [ 編集 ]

とにかくバイヤンを叩き潰せ。これはドルトムントの役目だ。

  • 2013/04/25(木) 23:41:49 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

ドルが優勝してもビッグクラブとは認識されないし実際にすぐにはなれないだろう
積み重ねてきたものや人気が違う
どんどん出ていかれるのは残念だけどさ

  • 2013/04/26(金) 05:19:42 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

ネビルはアメリカ育ちだから、英語はネイティブ・スピーカーだよ。
クロップの愛弟子で、一緒にBVBに移籍したんだよね。

  • 2013/04/26(金) 20:15:54 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ringhio08.blog.fc2.com/tb.php/940-344a8625
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)