プレミアリーグ 2012-13 サンダーランド vs サウサンプトン プレビュー
両チームの先発予想、フォーメーション&マッチアップはこちら。

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サンダーランド(4-5-1):
ミニョレ;バーズリー、オシェイ、クエジャル、ローズ;ラーション、A・ジョンソン、ヌディアイェ、コルバック、マクリーン、グレアム
サウサンプトン(4-2-3-1):
ボルツ;クライン、ホーイフェルト、フォンテ、ショー;コーク、S・デイヴィス;グリー、ロドリゲス、ララナ;ランバート
前節、降格圏の18位ウィガン・アスレティックが、スウォンジ・シティに対して2度先行しながら2-3で競り負けて、勝点35から伸ばせず。その上に勝点38でサンダーランド、ノリッジ・シティ、ニューカッスル・ユナイテッドが並び、さらにその上の14位のサウサンプトンが勝点39という状態で残り2試合。そして、今節はサンダーランドとサウサンプトンが直接対決。
サンダーランドは、9勝16敗11分け勝点38で15位。勝点で並ぶ、ノリッジ、ニューカッスルを得失点差ではかなり上回っています。上述の通り、14位サウサンプトンとの勝点差は『1』。この試合に勝てば、勝点41となり残留が事実上ほぼ確定するため、何としても勝ちたい試合。最終戦がトッテナムとの対戦だということを考えると、特に。
マンチェスター・ユナイテッドとの試合のプレビュー記事でも書いたように、エースのスティーヴン・フレッチャーがケガにより、今シーズン絶望。それまでの全得点のおよそ3分の1をあげていたストライカーを失う。その上、この試合では、セセニョンとガードナーがレッドカードによる出場停止で欠場。その2人だけで13ゴールをあげており、今シーズンの得点源をおよそ3分の2欠いた状態で戦うことに。最近の5試合では、2勝2敗1分けとまずまずの結果を残しているものの、勝利した2試合でともに決勝点をあげいるセセニョンが出場停止なのは、かなりツラそう。得点力という点で頼みの綱は、5ゴールをあげているアダム・ジョンソンくらいでしょうか。FWのグレアムは1月に移籍してきて以来まだノーゴールだし…。ただ、守備はまずまずなので、サウサンプトンとしては攻撃に工夫が必要だとは思います。
サウサンプトンは、9勝15敗12分け勝点39で14位。あと少し勝点をとればほぼ残留が確定、という状況からなかなか勝点を積み重ねることができず。ここ5試合では1勝2敗2分け。勝ったのは5試合前で、現在は2連敗中。前節は、トッテナムに対して終盤まで0-0で粘ったものの、ベイルの決定力にやられ、結局0-1で敗戦。問題なのは攻撃陣に元気が無いことで、ここ3試合ノーゴール、5試合でも3ゴールとかなり苦しんでいます。
前々節、退場処分を受けたフォックスとガストン・ラミレスの出場停止が残っており、この試合は両者欠場。なお、ラミレスについては、もう1試合出場停止が残っているため、今シーズンはもう出番なしです。また、前節ケガのため欠場だったシュナイデランについては、復帰の可能性もある、くらいの状態らしい。よって、前節とほぼ同じメンバーでこの試合に臨む可能性が高そうです。
前節、ベンチで出場機会のなかった吉田麻也ですが、軽いケガにより出場を回避したとのこと。現在もそのケガから完全には回復しておらず、前節と同じような状況になるのではないかと予想。ただ、前節も粘りはしたものの、結局は負けてしまっているので、コンディションさえ整えば、出場の可能性は高いと思います。
サンダーランド、サウサンプトンともに、とにかく勝ちたい試合。サウサンプトンは、勝てば残留が確定なので、必死で勝ちにいくと思います。そういう試合に、できれば吉田麻也にプレーしていて欲しいですが、どうなるでしょう。ケガなら無理はして欲しくないですしねえ…。